お待たせいたしました。7月4日に
第25回参議院議員通常選挙(参院選)が公示され、21日(日)に投開票となります。
そこで当ブログでは、毎回の参院選の恒例企画を行いたいと思います。
シリーズ「選挙で遊ぼう2019」
これまで、
2010年・第1回「選挙で遊ぼう」
2013年・第2回「選挙で遊ぼう」
2016年・第3回「選挙で遊ぼう」
と日記を書いてきました。今回は第4回となります。
まずは各都道府県の定数の確認からいきましょう。
今回(2019年)
選挙区・・・計74議席
6人区・・・東京
4人区・・・埼玉、神奈川、愛知、大阪
3人区・・・北海道、千葉、兵庫、福岡
2人区・・・茨城、静岡、京都、広島
合区・・・鳥取&島根、徳島&高知
1人区・・・他30県
比例区・・・50議席
2018年7月に公職選挙法(参議院議員の部分)が改定されました。その内容は、
・埼玉県の定数を3→4に増員。
・比例区の定数を48→50に増員。その際、政党は「特定枠」の候補者を設定できる。
この改定は
歴代最悪の選挙制度改革と言っていいでしょう。鳥取&島根、徳島&高知と、
合区で消滅した選挙区の現職議員を救済したいという、自民党の都合しか考えられていないことが見え見えだからです。
閑話休題。今回の選挙の
結果予想に行きたいと思います。
「その1」の今回は、勝敗を左右する
1人区から。
(1)1人区・・・自民党 13勝19敗
自民敗北(=野党統一候補の勝利)と予想した選挙区
・・・青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、栃木、山梨、新潟、長野、
三重、滋賀、奈良、香川、愛媛、徳島&高知、長崎、大分、沖縄
今回も、安倍政権と対決姿勢を取る
野党4党(立憲民主、国民民主、共産、社民)がすべての1人区で統一候補を擁立しました。今回は2013年に当選した議員が改選の対象となります。2013年の参院選と言えば、第2次安倍内閣として最初の国政選挙で、自民党が65議席を獲得して圧勝した回です。
しかし、6年半にわたって続いている第2次安倍内閣。もういい頃合いでしょう。特に東北では政府に対する反発が根強いという話ですし、
予想するのならばこのくらい大胆に予想してみました。
(2)2人区・・・自民党4人、立憲民主党2人、国民民主党1人、無所属(国民民主党系)1人。
詳細はこちら。
自民・・・茨城、静岡、京都、広島
立憲・・・茨城、京都
国民・・・静岡
無所属・・・広島
2人区には共産党も含めた「野党統一候補」が存在しません。ですのでとても予想が難しかったです。静岡は立憲民主が獲る可能性がありますし、京都では共産党が議席を維持する可能性もあるからです。ですが今年4月の統一地方選(県議選)の結果を踏まえると、上記の予想が妥当かと思いました。
3人区・4人区・6人区・比例区は「その2」以降に持ち越したいと思います。