1月31日に北九州市議会選挙がありました。私は
井筒屋で期日前投票を済ませてきました。
端的に言えば、
国政与党の自民党で現職の落選が相次ぐ結果となりました。その一方で、公明党と立憲民主党は候補者全員が当選。共産党は改選前の勢力を維持。日本維新の会が議席を回復。
自民党の一人負けという結果となりました。
投票率は40.29%で、歴代最低だった前回よりも1.09ポイント上がりました。
みんな、東京に対する怒りを北九州市議会にぶつけたかい!
コロナ批判、無所属新人に追い風 北九州市議選(2日、西日本新聞)
1月31日に投開票された北九州市議選は、
自民党が改選前から議席を約3割減らす衝撃の結果に終わった。緊急事態宣言下で組織選挙が封じられ、コロナ対策で後手に回る菅義偉政権への批判が直撃した。立憲民主党は改選前から2議席伸ばしたが、得票率は前回2017年の民進党時代より低下。「批判票の受け皿になりきれていない」(立民市議)との課題を露呈した。
「菅政権の気の緩みは目に余り、投票する気になれなかった」。小倉北区の飲食店経営の男性(65)は自民を支持してきたが、今回は投票を棄権した。
コロナで店の資金繰りに苦しむ中、夜の会食を続ける国会議員への怒りをあらわにする。
自民は、現職22人の議席維持を最優先に掲げて選挙に臨んだが、議長経験者を含む6人が落選。その1人で党福岡県連副会長の片山尹氏(74)は開票から一夜明けた1日朝、「コロナや党への逆風を言い訳にしたくない。いつも票を取れるから油断した」と述べ、引退の意向を示した。
当選したものの前回から得票を2割近く減らした自民の中堅市議は「自民への批判があるということをすくい取れなかった。少なくとも自分は気付けなかった」と肩を落とした。
党派別得票率は、
自民が28・9%で前回から1・5ポイント下がった。議席を伸ばした
立民も9・7%と同2・5ポイント減。13議席を維持した公明党も同2・1ポイント、8議席を維持した共産党も同1・6ポイントと、
既成政党の得票率は軒並み下がった。
一方、
無所属は10人が当選し、得票率は同8・4ポイント増の21・6%に上った。立民のベテラン市議は「自民への批判は強まったが、野党の票は伸びず、むしろ無所属新人に流れてしまった」とぶぜんとする。
「世代交代」もキーワードになりそうだ。人口の多い小倉北区、八幡西区ではいずれも無所属の30代新人がトップ当選。小倉北区でトップ当選した大石仁人氏(35)は「支援者から『現状を変えて』『若者が頑張れ』という追い風を強く感じた」と意気込む。
無所属新人に投票したという同区の男性会社員(35)は「市議会はお年寄りばかり。若者に市政を変えてほしい」と話す。
戦いを終えた自民市議たちの慰労に訪れた地元選出の国会議員はこう声を掛けた。「今のままでは厳しい。国民の本当の声に向き合っていかないと」
(岩谷瞬、山下航、野間あり葉)
(引用終わり)
東京への怒りを伝えるのと同時に、世代交代も進んで欲しかったですね。これは本来ならば投票日前に呼びかけるべきことだったのですが。
さて、私の住む
小倉北区(定数:11人。18人が立候補)と、隣接する
小倉南区(定数:12人。15人が立候補)の結果をまとめていきます。
→
2月3日の日記に移転し、さらに全7選挙区の開票結果をまとめました。