神戸の良さを全国へ!
母の地元とはいえ、私にとって神戸とは「中央区」「兵庫区」のイメージが強すぎます。しかし、1973年にできた北区、1982年にできた西区は母も知らないことだらけ(神戸に住んだことの無い私にとっては尚更)。
私は路面電車の地図や
NHK「ブラタモリ」のおかげで少しだけ神戸の地理や地名に詳しくなりましたが、まだまだ知らないことばかり。
そこで、神戸を拠点に活動するロックバンド「ワタナベフラワー」のボーカル・
クマガイタツロウさんが
ギターを片手に神戸の全9区を周る「冒険」を、2021年に実施しました。その成果をまとめ、特設サイトを開設されたとのことです!
特設サイト
ギター片手に神戸全区を「冒険」 住んで見つけた魅力をサイトで紹介 ワタナベフラワーのクマガイさん(19日、神戸新聞)
神戸市内全9区に1カ月ずつ住む企画「神戸に住むで神戸へおいで」に挑戦したロックバンド「ワタナベフラワー」ボーカルのクマガイタツロウさん(42)が、滞在中に見つけた飲食店や穴場スポットを紹介するウェブサイトを公開した。「自分が住んでいる町の魅力を再発見し、ぜひ地元を応援してほしい」と、神戸の魅力発信に励んでいる。(名倉あかり)
神戸を拠点に活動して約20年。企画は「応援してくれる人への恩返しを」と発案した。2021年1月、ギターと寝袋を手に垂水区からスタートし、約1年かけて達成。様子はユーチューブでも配信した。
ウェブサイトのデザインは本人も大好きというロールプレーイングゲーム(RPG)風。8ビットのレトロなグラフィックで海や山、温泉など神戸の立地を再現し、冒険する感覚で市内の店を見て回る仕様になっている。同バンドの曲のアレンジがBGMで流れ、耳でも楽しめる。
地図から見たい区を選び、家や果物などのアイコンが並んだ各区のページへ移動。気になる場所をクリックすると、詳しい住所やクマガイさん自身のコメント、各店のホームページ(HP)などへのリンクが表示される。
紹介文には、「源氏と平家をイメージしたオリジナルお好み焼きがおいしい」「昔ながらのおうどん屋さん。おじちゃんは店長ではなく社長と呼ぼう」など、実際に足を運んだクマガイさんならではの感想が並ぶ。
企画では駄菓子屋の2階や古民家など、さまざまな場所に滞在。食べ物を差し入れしてくれたり、寝床を提供してくれたりする地域住民の優しさに触れた。
「一番知らなかった良さを発見できたのは
北区」とクマガイさん。夏でも涼しい気候や新鮮な野菜のおいしさにほれ込んだ。
「ナスを焼いて、ビール買って、星を眺めているだけで最高やった」と笑顔で振り返った。
サイトには現在、飲食店や雑貨店など約100店舗を掲載。マップは今後も随時更新していく予定で、クマガイさんは「これからも好きな人、好きな場所を増やす旅に出たい」と意気込みを語った。ワタナベフラワーのHPにサイトへのリンクが掲載されている。
(引用終わり)