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カテゴリ:ゼロから始める福岡生活
今月末には福岡県の2大都市、福岡市と北九州市でそれぞれ大型商業施設が相次いで開業します。福岡市博多区の「ららぽーと福岡」(最寄り駅:JR竹下駅)、北九州市八幡東区の「THE OUTLETS KITAKYUSHU」(最寄り駅:JRスペースワールド駅)です。
大型商業施設のオープンが大々的に宣伝されるのは本当に久しぶりだと思いました。コロナ禍で「不要不急の外出自粛」を余儀なくされてから2年が経過し、人々の間には「遠出したい」「もう外出して、思う存分はっちゃけたい!」という渇望が溜まっているのだと思います。 もっとよくなれ、九州! もっとよくなれ、NTT西日本管内! 福岡で続々開業する大型商業施設 共通点は「レガシー継承」なぜ?(4月25日、毎日新聞) 福岡県の2大都市で大型商業施設が相次いで開業する。4月25日に「ららぽーと福岡」(福岡市博多区)がオープンし、3日後の28日には「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジ・アウトレット北九州)」(北九州市八幡東区)が続く。両施設は独自の体験型エリアや店舗をアピールするが、意外と共通点もある。探ってみると、大型商業施設のトレンドの一端が見えてきた。 【植田憲尚、青木絵美、日向米華】 ららぽーとは、三井不動産グループが全国で展開する商業施設で、福岡は九州初進出。222店舗が出店し、スポーツや遊具、花などテーマごとにパーク(広場)を設けている。ジ・アウトレットは、流通大手イオン傘下のイオンモールが、隣接するイオンモール八幡東を連絡通路でつなぎ一体運営する。アウトレットショップを軸に計約300店が入り、イオンモールの施設としては西日本最大級だ。両施設は体験や学びを取り入れたテナントもそろえ、ファミリー層を中心に集客を狙う。 両施設の共通点で目立つのは、どちらにも過去の施設の記憶(レガシー)をとどめるテナントが入居したことだ。福岡市の青果市場跡地にできたららぽーと福岡には、仲卸業者がレストラン併設型の産直品販売店「MARKET(マーケット)351」を構える。市場で使われる小型運搬車「ターレ」に野菜を並べるなど往時を意識し、店名も市場住所の番地から取った。運営する青果卸「鬼木」(福岡市東区)の鬼木泰孝社長は「小学生の時から暮らしていたので思い入れがあった。生産者と客をSNS(ネット交流サービス)でつなぐなど新たな形で挑戦していきたい」と意気込む。 2017年に閉園したテーマパーク「スペースワールド」跡地にあるジ・アウトレットにも、その遺産を受け継いだ施設がある。入居する北九州市科学館(愛称・スペースLABO)には宇宙をテーマにしたフロアがあり、スペースワールドにあった本物の月の石を展示する。1969年にアポロ12号が月面で採取した石で閉園後は貸主のNASA(米航空宇宙局)に一度返却されたが、市民から展示再開を望む声を受けて市が無償で借り受け、科学館開館まで近隣のいのちのたび博物館で公開していた。市に寄贈された、スペースワールド内にあった宇宙博物館の所蔵資料も「宇宙開発コレクション」のコーナーを設けて紹介する。 一方、両施設は、陸上トラックや芝生広場、サッカー教室を設け、野外空間を重視している点でも共通する。 ららぽーと福岡の担当者で、三井不動産の高山卓磨主事は「地元の中学校が手狭なため部活で使用できるグラウンドの要望があり、走れる場所があればいいということになった」と説明する。元々、青果市場跡地を所有する福岡市が事業者に求める条件として、地域の子供が気軽に運動できる空間整備などを挙げていたことが背景にある。更に施設全域に広場を設けたのは、地域住民の利用を念頭に置いてのことだ。高山主事は「今までのららぽーとも地域との共生を意識していたが、ここまで大きな広場をすべてのフロアに設けたのは初めて」と当初の条件以上に力を入れたと明かす。 ジ・アウトレットも、約20あるスポーツやアウトドア関連ショップの商品を体感できるイベントを開催する他、幼稚園の運動会など地域住民がイベントで使える場所としても想定し、地域住民を意識する。イオンモールアウトレット事業部の桜庭渡・営業マネジャーは「ショッピングだけではなく、その先の発見や新たな趣味を見つけていただく場として考えた」と語る。地元のサッカーJ3・ギラヴァンツ北九州の運営で、人工芝のフットサルコート3面を有する「Gira Park HIGASHIDA」もオープン。サッカースクールや大会はもちろん、子供向けの走り方教室や高齢者が参加できるニュースポーツの体験イベントも計画している。ギラヴァンツの下田功普及事業本部長(60)は「たくさんの集客がある場所をスポーツの裾野を広げる拠点にし、チームを知ってもらい、地元から良い選手を輩出する強化にもつながれば」と期待する。 地域や住民を強く意識したスペースを設ける背景に何があるのか。九州経済調査協会の南源来(げんき)研究員は「目玉の体験型施設は県外や海外客を集められるが、近場の地域住民のリピート利用には疑問が残る。普段から気軽に寄ってもらえる場所を整備し、継続的な来場につなげる狙いがあるのでは」と指摘。「インターネット通販の台頭で、商業施設に足を運ぶ動機が必要だ。地域をより意識した施設作りは今後もトレンドになるだろう」と話している。 (引用終わり) ららぽーとは、意外にも九州初進出なんですね。私は大学生時代に「ららぽーと柏の葉」(千葉県柏市)に行ったことがありますが、そこそこ大きい商業施設でした。 個人的には、新しい地元・北九州市の「ジ・アウトレット」にぜひとも行ってみたいです。宇宙をテーマに博物館は必見かと。時間を作って行ってみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 11, 2022 11:45:23 PM
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