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テーマ:アニメあれこれ(26440)
カテゴリ:アニメ
私は過去作として、アニメ「リコリス・リコイル」を今更ながらU-NEXTで視聴しています。お正月休みになってから仕事の合間に視聴しています。なかなか(良い意味で)先の見えない展開の作品で、ゾクゾクしています。
先日、神戸で親戚一同の食事会に参加した時のこと。私は大阪に住む従妹と席が隣になりました。従妹も「リコリス・リコイル」を視聴したとのことです。他にも従妹は、水瀬いのりさん、佐倉綾音さんといった有名な声優さんについても知っていました。これで私は従妹と完全に意気投合。その際、私は次のような話をしました。 私「たきなは、学生時代の自分に似ている。一方で、千束(ちさと)は社会人としての自分に似ていると思ったなぁ」 従妹「ああ、『過去と今』みたいな・・・」 私「そうそう、そんな感じ」 リコリス・リコイルでは、千束、たきなという2人組が主人公で、性格が真逆の「凸凹コンビ」と紹介されます。2人の性格を簡単に紹介します。 千束 ひょうきんなキャラクター。飄々としていて、ジョークをよく言うけど、実はかなりの実力者。 →それこそ、私が「北九州市のとある高校」で働いていた時の、英語科主任の先生に性格がそっくり。 たきな 何事にも大真面目。堅物。効率重視。融通が利かない。ジョークが大嫌い。 そう。「リコリス・リコイル」を見ていて思うのですが、現在の私と、過去の私の対比になっていると感じるのです。 千束 社会人としてのNishiken。現在35歳。 福岡県に住む社会人として完全に独立した私。 自分なりの信念をそれなりに持っている。 たきな 学生時代のNishiken。当時23歳。 東日本大震災以前の時代の私。 東京人としての誇りをまだ持っていた時代の私。 でも自分なりの信念が全く無かった。 返す返すも、大学時代の私は「未来の自分に投資する」ことを全くしていませんでした。 (1)長期(1年以上)のアルバイトをしたことがありませんでした。 (2)ムダだと思われるようなことをやってきませんでした。だから、学生時代の私には人間としての深みが、全く感じられなかったのでしょう。 (3)自分を成長させるためのお金の使い方、増やし方を全くしてきませんでした。それどころか、「お金に興味を持つ=卑しい、醜い」という偏向した価値観を持っていた大学生でした。 (4)結婚や恋愛を他人事だと思っていました。女性との上品な接し方を真剣に学ぼうとする努力もしませんでした。 薄っぺらい人&深みのある人 10の特徴(株式会社ネクストフェイズ)より 社会人としての私は、(1)~(4)についてどう対応したか。 (1)では、個別指導の学習塾で6年間勤務してきて、「自分が組織の中で与えられた役割は何か?」「自分が組織でできることは何か?」と考えるクセをつけられるようになりました。 (2)では、例えばおすすめのうどん屋さんは?話し相手が好きなお酒は?その人がおすすめするお酒は何か?その産地はどこか?・・・と、相手のことを少しずつ知りたい、とグイグイ行くこともあります。相手から「おすすめのうどん屋さん」を教えられたとしても、自分には何の経済的利益にもなりませんが、ひょっとしたら、次に会う人との会話のネタの引き出しになる可能性は十分にある。少し興味を持って調べることがあり、「意外と面白いかも」となります。まさに、自分の世界が広がるきっかけになります。 (3)の疑問に対する答えとしては、「お金=持っている人にどのくらい信用があるか、と考えるべき。お金とは経済を回す道具に過ぎない」です。 私は学生時代、とあるパーティーに招待された時、ビールや日本酒、焼酎など、お酒に関する知識を全く勉強せずにパーティーに参加しようとしました。その心構えを親に咎められました。その当時の私は、「お酒の銘柄が分からない=カッコイイ」と大きな勘違いをしていました。私にとって「ムダな知識」「興味のないこと」は全く知ろうともしない。悪い意味で「効率重視」な私だったかな、と思い返してしまいます。 一方で社会人としての今の私は、焼酎の銘柄について勉強し、ワインの産地についても勉強中です。スコッチウィスキーやブランデーについても研究中。 これが、都落ち&福岡移住を経て、私がたどり着いた境地です。 だから、千束は「今の私」であり、たきなは「過去の私」と、たとえることができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 28, 2023 09:52:31 PM
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