私が初めて
帰神したのは震災前のこと。小学校入学前後のことだったと思います。当時の私は5歳になっても人見知りで、祖父母が登場すると怖がっていたかな・・・と思い出します。当時の私にとって、家族4人総出で東京から神戸へ新幹線で移動することは「大冒険」そのものでした。
帰神・・・神戸市出身者にとっては
「神戸に帰省する」こと。神戸市民にとっては「自宅のある神戸に帰ってくる」こと。
それ以来、私と神戸の縁は30年以上繋がっています。2021年7月23日以降、私には
「本籍地が神戸であることを誇りに思う」という想いがますます強まっています。現に、今年2月に帰神した際、叔母に
「俺、神戸人ですから(キリッ)」とドヤ顔で発言したくらいです。叔母からは「あんた、神戸人じゃないじゃん」と返されましたが。
古くから港町として栄えてきた神戸。そこでは新しいモノと古いモノ、お互い相容れるモノと相容れないモノとが同化し、独特の文化が築かれました。
・坂の多い町。
・エキゾチック(異国情緒あふれる)な雰囲気。
・様々な洋風建築。
・文明開化の名残。
「日本は最早アジアの国ではなく、アジアにいながらヨーロッパの一員だ!」と強い自己主張をする都市が、私は大好きです。例えば、
・長崎市
・北九州市門司区
・神戸市中央区
・横浜市中区
・北海道 函館市
そういった都市は異国情緒あふれていて、好感が持てます。私が今住んでいる北九州市が、「神戸と雰囲気が似ている」と感じた理由も一緒です。