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2018/10/09(火)19:26

自動運転物流

物流 ロジスティクス(124)

​​​​​​​​ 宅配荷物の急増、少子化による人手不足もあり、物流業界は様々な自動化に取組んでいる。 自動運転は世間にも分かりやすい部分。      ​​ 2017年11月18日から25日まで、道の駅「ひたちおおた」で、公募型としては全国初となる自動運転サービス実証実験を行うと国土交通省が発表。 道の駅を核とした自動運転サービスの集荷、発送などのビジネス化モデルや道路構造・道路管理水準を検証。       ​​  使用車両はヤマハ発動機のカートタイプ(7人乗り)。 運転制御は、地中に埋設された電磁誘導線からの磁力を感知して規定ルートを走行する方式。 自動運転時の最大速度は12㎞/h。 運転手が監視しながらの実験で、ハンドル・アクセルを自動にした状態で一般車両・歩行者も通行する1.3㎞の道路を利用。 無人運転の実験は、緊急対応できる係員が助手席に乗車して自動運転専用ルート(0.5㎞)で行った。       ​​ 一般公道を自動運転で走る場合、安全確保が最大の課題。 人間が運転しているときと同等レベルを超える安全確保が要求される。 実験は続く。 今年は交通量の多い市街地での実証実験を開始。     ​​​ ​日本郵便が都内で自動運転実験を開始​​ 2018年3月8日 カーゴニュース​郵便局間で無人輸送​ 日本郵便(本社・東京都千代田区、横山邦男社長)は3月5日、都内の公道で自動運転車両の実証実験を行うと発表した。 12~16日の5日間、千代田霞が関郵便局(千代田区)から西新橋郵便局(港区)を経由し、銀座郵便局(中央区)までの約2㎞のルートを1日1回走行する。 ドライバー不足の解決に向けた対応の一環で、将来は完全無人による自動運転「レベル4」を実現し、郵便局間での輸送に導入したい考え。 実験はドライバーが乗車した上で自動運転を行う「レベル3」で、実験用車両の前後には先導車と後続車が1台ずつ走り、安全を確保する。      ​​  今回は実験のため、実際の郵便物ではなく仮想の郵便物と宅配便荷物を積み込み、積載と荷卸しのオペレーションや、自動運転の特性の把握とリスク対策についてデータを収集する。 具体的には、(1)千代田霞が関郵便局で仮想の郵便物などを車両 に積載(2)自動運転で西新橋郵便局まで走行(3)西新橋郵便局で郵便物などを積載(4)自動運転で銀座郵便局まで走行(5)銀座郵便局で郵便物などを荷卸し――という手順で行なう。 …(略)…      ​​ 車両は、トヨタ・エスティマがベース。 アイサンテクノロジー、ティアフォーが開発した実験車両を使用。 アクセル、ブレーキ、ハンドルなどの操作は自動で、万が一の際に人が運転する「レベル3」で実施。 損害保険ジャパン日本興亜(西沢敬二社長、東京都新宿区)も安全運行のためのリスクアセスメントで協力する。     ​​ ​​アイサンテクノロジー株式会社​​ ​​株式会社ティアフォー​​​​​​​​​​      ​​

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