コンタクトレンズケアで一番大切なこと。(セミナー体験記その4)
さて大変勉強になった第5回四国EYEランドセミナーですが、その中では正しいコンタクトレンズケアについての講演もありました。 1DAYタイプの使い捨て以外のソフトコンタクトレンズを使用されている方は毎日のレンズケアが必要です。 ケアでは上記の5つがポイントなのですが、その中でも一番大切なのは、 [コンタクトを目に入れる直前のすすぎである] という話が印象に残りました。これが感染予防の最後の防波堤になるわけで、言われて見れば当たり前なのですが、私自身これまで患者様に十分にお伝えできていませんでした。今後気を付けたいと思います。 ところで、コンタクトレンズケアには市販のMPS(マルチ パーパス ソリューション=洗浄から保存まで1本でできる消毒液)というものを使用するわけですが、 実は商品の説明書というのは各社バラバラなんですね。レンズの「こすり洗い」の必要性はどの商品にも書いてあるのですが、上記の装着直前のすすぎの必要性については書いていない会社もあるんですね。 ↑ 実際、あるMPSでは堂々と「レンズはすすがずにそのまま装用できます」と説明書に書いてありますが、これは間違いなんですね。各社のMPSの説明書は早急な改善が必要だと感じています。 さて以上で「第5回四国EYEランドセミナー」体験記は終了です。次回からはまた通常の日記に戻ります。