カテゴリ:島ネタ
石垣島は日進月歩である。新造の港には新造船がずらりと居並び、ボコボコだったつぎはぎだらけの舗装路はサーキットばりの滑らかなアスファルトに張り替り、築数十年クラスの赤瓦屋やトタン屋を崩した跡地には本土の新興住宅地あたりでよく見掛けるお洒落なのかチープなのかよくわからない鉄筋コンクリートのアパートメントが月毎何軒も完成するのである。
町にも郊外にも新しきカフェスタイルの店が次々に開店営業し、ここは代官山かと見紛うばかりである。とは少々言いすぎだと思うが(笑)、ま、島の人々の生活はひとしきり新しい変化を遂げているのは確かである。町場の弱小商店は次々と倒れ、人々が買物に行くのは大きなショッピングセンターである。本土の巨大ショッピングモールなんかとは比べくもないがとにかくショッピングセンターには間違いない。 島の人々の暮らしは便利になり、豊かになり、次第に都会的になっていく。 だがしかし。 暮らしぶりが如何に都会的になろうとも言葉に方言が失われようとも現代も変わることなくトラディショナルなまでに人から人へと受け継がれるものがある。立小便である。 これはもう石垣島では未来永劫変わらないのではないかと私は思うのである。新空港が出来てジャンボジェットが一日幾便も飛び交い、島の人口が倍になって十万人を超え、史上初の本土出身者の市長が誕生するような未来になっても島の男どもは立小便をやめない筈である。 だって目の前に空いてる便所があっても彼らはわざわざ路上にまろび出て通行人の有無や昼夜の別を問うことなくシャーとやるのだ。そう。ところ構わずと言い換えてもいい。 そして私が観察するところではナニのサイズにも関係はないようだ。大小問わずシャーとやるのである。向こうから歩いてきたご婦人が覗き込もうものなら我が意を得たりと言ったところなのだろうか。 いや。それじゃただの露出狂か(笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.28 19:35:58
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