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国粋主義に拠ってるわけでもなんでもないけれど、ここんところのマスメディアがしきりと連呼する『米国が激怒してる』って報道のありかたには無性に腹が立つ。
アメリカの連中が激怒してるからなんだって言うんだ。普天間基地の取り扱いが連中の意にそぐわないから怒るのであって、日米同盟を結んでいるからと言って私たち日本人が選挙で選んだ政府がどういう調整の仕方をしようと米国の連中の顔色をいちいち窺わなきゃならないなんて馬鹿げてる。 私たちは米国の犬なのか。所詮は敗戦国、基地移転の事でものを言っちゃダメなのだろうか。いやいや、こちとら米国の植民地でも属国でもなくて立派な主権国家なのだから自分たちの論理でものを考えたり主張したりする権利は建前であろうとなんであろうと保証されているのである。なのに日本のマスコミは『民主党政権が米国を怒らせちゃった怒らせちゃった。どうしようどうしよう』なんて具合に一々米国側に立ったような報道をやらかしてくれるのだから呆れるばかりだ。 米国の顔色を窺うかたわらでは安売りを煽ってデフレを煽り、キチガイの連中を集めたバラエティ番組を各局横並びでこれでもか、これでもかと垂れ流す。湯水のように経費使って番組使ってそんな低レベルで低調で能天気なものしか公共の電波に乗せられないんだから呆れるってよりも叶うものなら各局どこもご退場願いたいぐらいだ。テレビも新聞も大口の広告契約もらってる大企業のヒモ付きだから真っ当なものなんて作れないのは最初からわかっちゃいるけど昨今の各種マスコミはあまりに酷い。醜い。不様。 百歩譲って同盟はOKとしよう。 しかし顔色窺うのはNGだ。 米国は怒りたきゃ怒ればいい。しかし決めるのは私たち有権者だ。米国でもマスコミでもないのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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