2009/06/25(木)13:23
フランソワーズ・サガン
昔の事だけど、サガンの小説を高校の時かなぁ・・・・読んだんだけど、確かそれは 『一年ののち』 と、『悲しみよこんにちは』 だった気がするけれど、おぼろげです。
映画も見た覚えがあるけれど、内容が混濁してて・・・。
そうしているうちにサガンの名前を聞いたのは、映画『ジョゼと虎と魚たち』でサガンの文章の朗読をするくだりがあり、それを観てからmixiでサガンのコミュに入りまして。ええ。
くだりはこんな感じ
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「いつか貴女はあの男を愛さなくなるだろう」とベルナールは静かに言った。
「そしていつか僕もまた貴女を愛さなくなるだろう。我々はまたもや孤独になる」
「それでも同じ事なのだ。そこにまた流れ去った一年の月日があるだけなのだ・・・」
「ええ分かってるわ」と、ジョゼが言った。
幾つぐらいだっただろう。14か15くらいだったろうか。彼女はよくあのポプラの下に寝転がって、両足を幹に立てかけ、風に揺れる頭上の無数の小さい葉を眺めた。
風はずっと高い所で、か細くて、今にも吹き飛んでしまいそうな木のてっぺんを一緒にお辞儀させた。
といった感じ。ちなみにジョゼ役の池脇千鶴さんが朗読してました。朗読が入ったサントラCDも持ってます♪
で、先日何か気になってサガンのコミュを見てみると、ちょうど今月から 『 サガン - 悲しみよ こんにちは-』が公開されていると言う。
凄く驚いてネットで調べてみたら、確かに東京では渋谷で観れるらしい。
<公式HP:http://www.sagan-movie.com/index.html(音出ます。)>
本当はいっそのこと今日行ってみようかと思ったけれど、住む街の市長&市議選挙の期日前投票をしないといけないし、サーキュレーターが夜に届くので時間が作れず。(==;
なので、来週の水曜日辺りに一人気ままに観に行こうかと思ってます♪♪<障害者割引利くと言ってたし。交通費が浮くぜー♪(単館系統の映画は割り引き利かない場所もあるのでね。)>
サガンの本をまた買い直そうかとも思ったが、なんせ絶版になってるのが多い(==;
この機会に売らないのだろうか?
ちなみに『一年ののち』の続編は『乱れたベッド』
フランス人女性ジョゼを主人公とする三部作は 『一年ののち』 『すばらしい雲』 『失われた横顔』 と、いった感じです。
今度時間を見つけて探してみよう。
なんせ『ジョゼと虎と魚たち』の映画が公開されたキッカケで 『一年ののち』 は、本屋で売り切れ続出だった事を思い出しました。
考えてみれば、高校の時は色んな本を読み漁っていたっけ。
でも、私の友人で北海道でもかなり有名な大学にて文学部に在籍してた友人の読書量は凄まじいので、私はきっと歯牙にも掛からないけれど。
私は昨日っていうか今日の深夜二時半に何故か目覚め、五時に二度寝した事もあり、今日のテンションはヘンテコリンなので、早めに寝るとします。
ってな感じで、また!!
<補記>
ちなみにこのサガン役のシルヴィ・テステューは映画 『エディット・ピアフ 愛の賛歌』 に、ピアフの親友モモーヌ役で出ており、この映画見た時に凄く素敵な女優さんだと思っていて、その存在感に胸打たれていたのでした♪
なので、尚の事、今回のサガンの映画は期待しちゃうのです☆ミ
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