2018/08/10(金)18:40
日産リーフ、電池過熱問題。やっぱりな。
こんにちは、本当に久々の更新になってしまいました。
さて、私が、今年4月中旬、伊勢志摩往復を新型リーフで行った時の話。
帰路で、急速充電2回目、3回目で電池過熱による充電速度低下を問題視
しましたが、
(今年4月中旬、新東名、岡崎SAでの3回目の急速充電の時の写真
開始早々から、73Aしか出ていない)
案の定、この夏の猛暑。各地で新型日産リーフが急速充電時の電池過熱で
社会的大問題になっていますね。Yahoo!ニュースでも出ましたね。
電気自動車も夏ばて? 急速充電しても低速充電に Yahoo!ニュース。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kunisawamitsuhiro/20180806-00092158/
まず、この新型リーフですが、EVの世界最先端、最新鋭の車種、日産渾身の1台。
などと誤解していませんか? とんでもない。この新型ZE-1型、日産リーフは
大量に余っている旧型ZE-0型リーフの部品の「福袋」みたいな車。新しい技術
を搭載ではなく、古いパーツの在庫一掃処分とばかりに大量に身に着けただけの車
と私は、認識しています。だから、純正ETCも2.0じゃないし、車内をよく見ると
旧型パーツばかり。
シャーシも旧型と同じ。そこに、旧型の売れ残り電池を、在庫一掃、寿司詰め大盛り。
当然、旧型部材の在庫一掃ではかすのが目的だから、電池の冷却システムを乗せる
ことも出来ないし、車載すると売価が上がり、ライバルのプリウスPHVより割高に
なり売れない。その結果が、ZE-1型リーフ。決して、最新鋭でも日産渾身のEVでも
ありません。 (と私は思っています)
さて、この新型リーフの電池過熱問題。
対応策ですが、主に2つです。
①メインの充電アイテムは、自宅の普通充電。
日産はZESP2で、充電定額制で、自宅充電せずディーラーなどの
急速充電ばかり使う方々がいるが、新型リーフ、真夏は1発の急速
充電でも、電池温度がレッドゾーンに突入することがある。
このZE-1型の新型リーフは、基本は、自宅普通充電。
急速充電は、長距離走行など、自宅の普通充電分の電池を外出先で
減らしてしまった時に限り、緊急避難的に使うべきだ。自宅普通
充電で出発、帰宅して普通充電。このサイクルでEVを使う事が
ベストだ。
そうすれば、真夏の高速道路でも、電池温度が上がらないか、
上がっても過熱のレッドゾーンに行く事はない。
逆に、長距離、出発前直後から、急速充電など使えば、真夏の長距離
走行で、電池温度がレッドゾーンに行く事2万%だ。
②長距離走行は深夜走行。
これは、先日、私が試していい結果を得ている。
日中の猛暑の中ではなく、涼しい午前0時~で新型リーフを走らせると
外気温が涼しいので、電池温度が上がりにくい。自宅普通充電+1回程度
の急速充電なら、電池温度は多少暑くなる程度で、収まる。
深夜帯の長距離移動は、新型リーフの真夏の移動方法として、有効な
対策と思います。
ただし、リーフ乗りは、ジジイが奥様がメイン。夜行走行で昼間仮眠の
体力があるか? と言う問題。
こんなところですね。
あとは、真夏の長距離は、リーフを使わない事です。
少々ガソリン代が浮いても、電池劣化が早まり、結果
電池交換80万円~かかるのでは、笑止千万。
それなら、新幹線グリーン車の方がはるかに安い。
もうすぐお盆。
私は、無理して新型リーフを使うべきではないと思います。
電池は、三菱アイミーブより、10年は遅れてる車ですから。