ありがたきかな定年

2023/06/14(水)11:13

フォートロダデイル商工会議所/ELVIS

ELVIS(57)

先日のブログで、 ELVIS映画の中の宣伝のことを書いたが、 その時に思い出したことがある。 ELVIS映画の映画の挿入歌に、宣伝そのものがあったことだ。 映画は「Gairl Happy」(フロリダ万才)。 挿入歌は、「Fort Lauderdale Chamber of Commerce」。 Fort Lauderdale は、フロリダのリゾート観光地。 Chamber of Commerce は、商工会議所。 歌のタイトルそのものが、商工会議所名だ。 なぜ商工会議所が出てくるのか、最初は分からなかったが、 Through the courtesy of the Fort Lauderdale Chamber of Commerce と、歌詞が文字で分かるようになってから、分かった。 ここでの courtesy を訳すのは難しいが、 (商工会議所の)扱いとか、計らいとか、おもてなし、 という意味。 つまり、Fort Lauderdale へ来ると、商工会議所が便宜を計らってくれる ということで、このフレーズが歌の中で繰り返される。 映画の中に、商工会議所やその関係者は出てこない。 ということは、地元の宣伝のために商工会議所が、 ELVIS映画を作ったのではないだろう。 映画会社(レコード会社)が前もって Fort Lauderdale の商工会議所を口説いて金を出させたのだろう。 でなければ、この歌詞は生まれない。 まさに、アメリカンである。

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