テーマ:中国情報(414)
カテゴリ:中国ニュース
2007年7月16日、上海市静安区昌平路のインターネットカフェのトイレで、生まれたばかりの男児が放置されるという事件が起きた。
放置された男児は清掃員によって発見されたが、出産後適切な処置がされなかったため男児は窒息により死亡した。 男児を放置したのは18歳の未婚の母親で、インターネットの最中トイレに行き、用を足した後突然立てなくなり、そのまま男児を生んだという。お金がなく育てることができないと思い、誰かが育ててくれると考えトイレに放置したという。 この母親は貴州省の出身で、8才の時母を亡くし、父と義理の母に育てられた。 しかし折り合いが悪く、高校を中退し家を飛び出した。雲南省で男と同居していたが、その後男は北京の大学に入学。この母親が妊娠を知ってからは、男との連絡は途絶えている。今年4月に上海に来て以降、ネットカフェで寝泊りする日が続いた。手持ちのお金はわずか400元(約5600円)だった。 8月31日、上海市静安区裁判所でこの母親の刑事責任を問う初公判が開かれ、懲役2年6ヶ月の判決が下された。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月02日 15時58分33秒
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