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2007年11月21日
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テーマ:中国情報(414)
カテゴリ:中国ニュース
最近、新疆ウイグル自治区の牧畜民が一体のミイラを発見した。ある専門家によるとこの保存状態の良いミイラは40歳前後の男性という。ミイラは青と白の中国服を着ており、黒い髪の毛は馬の尻尾状に後ろに束ねられている。発見されたときにはミイラには綿の布団が掛けられていた。ある専門家はこのミイラは地下に数千年間にわたり埋められていたと話す。またある専門家は数十年あるいは数百年前のものだという。ミイラの全身は紙のように白く、頬は落ち、空洞になった目は前方を見つめている。いつの年代のものか謎に包まれたこのミイラは人々の好奇心を引き付けている。

北京時間11月20日、イギリスのタブロイド紙デイリー・メールが伝えた報道によると、先日新疆ウイグル自治区のある牧畜民が羊を放牧しているとき一体のミイラを見つけた。面白いことに、このミイラはヨーロッパのケルト人の典型的な特徴を有していた。ある専門家は彼はシルクロードの時代の東西貿易ルートの証拠だと述べた。現在新疆ウイグル自治区政府の文化財部門はすでにこのミイラに対し保護の処置を行っている。専門家がミイラの身分、年代などについて鑑定を行っているところだ。

このミイラは保存状態が良く、顔の輪郭も鮮明で、ヒゲもはっきりと見ることができる。40歳前後の男性だという。青と白の中国服を着用し、綿の掛け布団が掛けられている。皮膚は紙のように薄いが、保存状態は良い。黒い髪の毛は頭の後ろで馬の尻尾のように束ねられている。顔の上には草木が散りばめられていた。ある専門家はこのミイラは地下に数千年埋められていたと語った。またある専門家は数十年あるいは数百年前のものだという。科学者は現地が砂漠で乾燥しておりアルカリ性の土壌だったためミイラが状態の良いままで保存されたと述べた。ミイラからはすでにDNAのサンプルが採られ分析の結果を待っているところだ。

報道によると、今年9月、新疆ウイグル自治区の温宿県にある辺境の村で、ある牧畜民が羊を放牧しているとき、土の中からひからびた人の手が出ているのに気づきすぐに警察に通報した。警察が殺人事件だと勘違いしたためこの地区は捜索のため封鎖されてしまった。それからしばらくして、死体は昔の人間のものであることがわかった。考古学者が牧畜民に聞いたことによると、この地区には二つの古墳があるという。ミイラを発見した場所でよく放牧をするが、今までミイラを見たことはないという。

新疆ウイグル自治区の東南はチベットと内モンゴルに接している。20世紀から現在に至るまでミイラ捜索者にとっては宝庫となっている。この期間、中央アジアの古代文明を探索する探検家が帰ってくるとき、保存状態の良いミイラの物語をもって帰ることがある。新疆ウイグル自治区のタリム盆地と呼ばれる地区は世界最大の砂漠地帯の一つであるタクラマカン砂漠に位置する。タクラマカンはウイグル語で「入ると出られない場所」を意味する。よく「死の海」と呼ばれることもある。

過去十数年、考古学者はこの場所で約100体もの遺体を見つけた。「タリム盆地のミイラ」とよく言われることがある。これらのミイラの特徴はヨーロッパのケルト人とよく似ている。現代の中国人とはあまり似ていない。ミイラの年代は今から4000年前までさかのぼる。あるミイラは長い赤毛を持ち、ヨーロッパ人の典型的な特徴を有する。またあるものの髪は黒茶或いは金色である。祭事の供え物となったミイラもある。

生き埋めにされた男の子のミイラがある。また両目をくり貫かれ、手足を切断された女の子のミイラもある。ミイラと呼ばれていても、これらの死体はおそらく故意に保存されたものではない。砂漠の乾燥とアルカリ化により、死体の腐乱速度が遅れ自然に乾燥したのだ。今のところこれらのミイラの歴史についてよくわかっていない。ただわかっているのは彼らがアーリア人と関係あるということだけだ。おそらくシルクロードを解明する上での証拠となるだろう。シルクロードの歴史は長い。

現在発見されたこのミイラは「タリム盆地のミイラ」とするのは時期尚早である。髪の毛が黒く、髪を頭の後ろで結っている。中国人の典型的な特徴を持っているのだ。また皮膚、特に肋骨と胸の部分はやわらかく、歯やつめも保存状態は良好だ。ある科学者は古代中国人が死体を保存する技術は古代エジプト人と変わらないと述べた。

2007年11月20日





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最終更新日  2007年11月21日 07時38分45秒
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