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カテゴリ:海外ニュース
日本の現地メディアの最近の報道によると、第二次世界大戦中、日本は神奈川県川崎市にある登戸研究所で侵略戦争のために当時の中国の紙幣を大量偽造していた。
偽札を製造していた工場は現在の明治大学の生田キャンパス内に位置する。日本現地メディアが9日、明治大学の文学部の渡辺賢二外部講師の話を引用して報道したことによると、戦争の終結までに、この場所で総額約45億円の偽札が製造され、実際に中国各地で使用されたものは約30億円になるという。偽札作りの主な目的は中国経済を混乱させることにあったが、中国国内での物資購入や軍人の俸給にも当てられた。渡辺氏は偽札がなければ戦争は続けられなかったと語る。 報道では、偽札作りは当時極秘になっており、偽札工場も三メートルの高さの壁で囲まれていたという。現在でもここが偽札工場であったと知っている人は少ない。工場は木造建築で、現在は老朽化が進んでいる。一部の市民は貴重な戦争の遺物として保存を望んでいる。 登戸研究所は第二次世界大戦中、日本陸軍の第9技術研究所であった。主に生物兵器や化学兵器、特攻兵器、風船爆弾などの研究が行われた。研究所で働く人数は多いときで1000人を超えた。 2008年3月10日 新華網 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2008-03/10/content_7756758.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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