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テーマ:蘭を咲かせましょう!(8994)
カテゴリ:胡蝶蘭
年始早々にステムを折ってしまった胡蝶蘭(2007年の秋にナオリンさんから戴いた株)ですが,折れた直ぐ下の節から出ていたステムが一向に伸び始めません.
ステムを折った直後の写真が↓. 『管理温度が低いから仕方ないかなぁ~』と思っていたのですが,その後別の株にステムが出現し,非常にゆっくりとしたペースながらも伸びている事から,『もしかしてステムじゃなくって蕾?』と思いジックリ見てみたのですが…(黄色で囲った部分). 別に先端が3つに割れている(=蕾)わけではなく,ちゃんと先端が扁平(=ステム)なのですよねぇ~. う~ん,単純に温度不足or水分不足? ど~も今シーズンは胡蝶蘭の機嫌を上手くとれないっす! そんな訳で『もう今シーズンの開花は無理なのかなぁ~』,『今後ステムの成長が再開したとしても,今シーズンの開花はメッチャ遅れてしまうよぉ~(=夏期の本格的な育成開始が遅れる』と思いながら株を眺めていたのですが,直ぐに別の事に気が付きました. 『伸びないステム』が出た節のもうひとつ下の節を見てみると…(赤色で囲った部分). もう1つステムが出てるジャン!! こちらも形状からしてステムに間違いありませ~ん. もしかしてこちらを優先して成長させるために,1つ上の節から出ているステムの成長を止めているのでしょうか? もしそうだとすると,この新たなステムがある程度伸びたら,成長してくれないステムも伸びだすのでしょうか? う~ん,よく判らない事だらけっす! とりあえず今後,それぞれのステムがどう変化するか注意深く見守りたいと思います. そのためには,水分不足に陥らないようにするため(=ステムが伸びる際は水分要求量が上がる)週に一度の給水を欠かさないようにするつもりですが(リビングの窓際〈窓とカーテンの間〉に置いている為,一週間経たないうちに鉢内部までミズゴケが乾く),果たして与えるのは水だけでよいのでしょうか? 葉の成長が止まり新根も全く出てこない状態ですが,(ステムを折ってしまうまでは)ステムが伸びるためのエネルギーを補充すべく施肥を兼ねて液体肥料(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液を200~250mL:鉢底から水分が流れ出すまで)を与えていました. 栄養を与えないと葉に蓄えたエネルギーをステムの成長へ回してしまうため(胡蝶蘭は他のランのような単独のバルブを持たず,葉がバルブの役目を果たす),古い葉(下の葉)から順に黄化して枯れ落ちてしまうからです. まぁ~例え施肥を続けていても,根が傷んだりして肥料を吸えないと葉は黄化するわけですが…. ハイポネックスハイグレード洋ラン 低温時の施肥は根を傷めてしまいますし,間を取って(w)隔週で液体肥料を用い,施肥しない週は給水のみで管理してみたいと思います. 冬季の温室が無い場合の胡蝶蘭への給水方法としてコマメに葉水を与える事も有効な手段になるのでしょうが,勤め人が平日にそんな管理方法をとるのは無理な話です. 家人が花好きなら霧吹きによるミスティングを頼むのも手ですが,我が家の場合はとてもそんな事まで頼める人物はおらず…. あ~ぁ,いつも言っていることですが 早く定年を迎えたいよぉ~! まだ定年を迎えるまで20年以上ありますが…. ------ 胡蝶蘭のその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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