2010/03/14(日)00:01
スナップエンドウへ鳥害対策を実施
今年で3期目になるスナップエンドウの育成ですが,過去2シーズンに比べて播種時期が遅れた(意図的に遅らせた)為に成長が遅れています.
同時期の過去はこんな状態(↓)でしたが….
2年前(2008/2/25)
昨年(2009/2/18)
今年はまだこの程度(↓)の大きさです.
先週末(2010/2/13)
しかも霜で傷んでしまった葉もあります.
昨年と違い,防寒対策(上部に不織布を張って下を防ぐ)をしていなかったからなぁ….
ただ株元からの分岐が旺盛で,上から見ると地面があまり見えない状態です.
こりゃぁ~ちょっと拙いかなぁ~って事で軽く剪定を実施です.
まだ疫病(ウドンコ病)が発生する気候でもありませんし,害虫も物理的(粘着トラップ)&化学的(農薬散布)対処で防除しておりますが,風通しが良い状態(&それぞれの株への日照量が確保された状態)の方が好ましいでしょう.
粘着トラップ ペタット10×25cm(10枚入り)
アディオン乳剤 100ml アルバリン顆粒水溶剤 100g
一昨年みたいに害虫&疾病に悩まされるのは嫌ですから~!
とりあえず昨年の様に通風&日照条件を改善する努力を継続しつつ適切な薬剤を散布すれば,上記の問題は重症化せずに済むはずです.
しか~し,それでも防げないのが鳥による被害.
奴らは虫や菌など違い,株を枯死に至らせる事はありませんし,セイゼイ数羽が葉や茎,花などを啄ばみに来る程度なのですが,図体がデカイだけに1羽当たりによる被害が大きくなってしまうのです.
葉が多少千切れてしまうくらいなら問題無いのですが,頂芽を食いちぎられたり,重みで茎が折れてしまったりすると….
そんな訳で今年も防鳥ネットを張ってみました.
半透明のラッセルネットが大活躍!防鳥網かんたんネット2m×6m
昨年鳥による害が発生し始めたのは3月半ばになってからですので少し気が早い気もしますが,対策が遅れて(被害が出て)後悔するよりはマシです.
ネットを張ってしまうと何かと作業がやりにくいですが(施肥&給水&薬剤散布,剪定-孫ツルの除去-),約2ヶ月程度の期間限定の事ですから(自然界で鳥の餌が増える4月半ばにネットを除去),その間は我慢しようと思いま~す.
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スナップエンドウのその後の様子はこちら