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○ 「貧者の銀行」の創設者(バングラデシュのムハマド・ユヌス氏)にノーベル平和賞が授与される。 「富者や強者のための銀行」の多い日本では考えられない~「貧しい人が立ち直るための支援をする銀行」を創設し、世界各国の貧困削減のモデルになっているとのこと。 慈善事業による救済ではなく、「人間の可能性を引き出す支援」により貧しい人々を自立させる。 低所得層に少額の事業資金を無担保で無利子融資し、代わりに数人の連帯責任グループを結成させ返済の約束を守らせる仕組み。 返済率は約98%に達し、多くが貧困から抜け出したという。 まさにノーベル平和賞にふさわしい発想と業績ではないかと感動している。 このような素晴らしい人が必ずしも豊かな国とはいえないバングラデシュから出現し・・ 世界の人々を感動させるアイデアをだして実行し成果を上げるれるなんて・・ 又、その人とその業績に対して~候補者として選定し、受賞者に決定したノーベル賞選考委員会のメンバーも素晴らしいと思う。 ○ 日本国には、平和憲法と呼ばれる素晴らしい基本法がありながら・・ 平和と言えばややもすると政治的には軍事面ばかりにとらわれているところがあるが、経済大国となった今~経済力・金融力を使って国内の低所得層や国外の貧困層を自力で立ち直らせる手だてを講じて欲しいものだ。 日本国は、軍事面のみならず経済面でも平和国家になりたいものだ!! 都市銀行が消費者金融資(30%の高利)と組んで低所得者、貧困層を苦しめるのを野放しにしている日本は、平和国家とはいえない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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