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カテゴリ:思ふこと/旅日記
「職の精神史」。
そんなテーマで日々の雑感をまとめてみたくなった。 我々日本人の先輩たちは、どんな思いで働いてきたのだろうか。 どんな思いで子孫に「仕事」を託してきたのだろうか。 私は仕事で若年社会人やフリーター、そして中小・零細企業経営者と長年付き合い、そして、6年ほど前からは地元の大学生のサークルを作り、そこで実務や会計について教えてきたが、この国の職業教育は、まったくふざけたものである。 そこには「人間」がおらず、ただ「頭数」をそろえるための手続きと、青年の可能性を折りたたむ小利口なマニュアルが溢れているばかりである。 仕事に執筆、サークル活動と、毎日目が回るほど忙しいが、それでも不思議と疲れは感じない。いつも私を待ってくれている若者たちの笑顔があるからだ。 使命に目覚めるとは、こういう実感を言うのだろうか。 本ブログのテーマ「職の精神史」は、昔読んで以来敬愛する作家、竹山道雄さんの名著『昭和の精神史』をもじったものだ。竹山博士には及ばずとも、私が平成の世の中で感じた疑問を素直に綴り、あるべき職業教育の姿を模索していく場としたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.29 13:44:48
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