峰打ちの謎
峰打ちの疑問時代劇などで、ヒーローの侍が敵と対峙して、構えた刀を「カシャリ」と音を立てて峰に反して相手を切らずに峰打ちにして懲らしめる場面。疑問その1 刀を峰に反す時の「カシャリ」と言う音。 たぶん鍔のあたりで鳴っている音なのでしょうが、鍔ってそんなに音がするようにユルユルにはめてあるものなのでしょうか??疑問その2 なにかの本で読んだか、テレビで見たか忘れましたが、「峰打ち」にする際、初めから刀を峰に反して構えては、相手が安心して思い切り来るのでいけない。本当の峰打ちは相手に刃を向けて構え、切る寸前に峰に反すと言う事でした。しかし、切る寸前にそんなことが果たしてできるのでしょうか。疑問その3 刀の反りが峰打ちでは丸きり反対になるので、刀を操るのが普通と違ってしまいかなり難しいのではないかと思いますが、まさか峰打ちの稽古をするというようなことは・・・・ないだろうなああ。そんなことを友人と一緒に話していた時、彼が言いました。「峰に反した刀を振りかぶったら、下手したら自分を切っちゃうんじゃないかい????」おお、凄い。もっとも鋭い疑問ではないでしょうか!目の付け所が眉毛の下!