楽天フリマ御用達、「ポスパケット」
ポスパケットって御存知ですか? 郵便局のホームページでもなかなか見つからないんです。そしてこれが、「楽天オークション」でお許しのある発送3方法のうちのひとつなのであります。そもそも、なぜ楽天オークションでは品物を送付するのに「ゆうパック」、「書留ゆうパック」そして今回の目玉になる「ポスパケット」以外認めないのでしょう?それも、すべて「あてな変換サービス」という普通の人にはなじみの無い送付方法なのです。確かにこれだと、売る人、買う人が直接やり取りするより間違いは少なくなると思います。つまり、買い手は一度楽天に入金した形をとり、楽天からその入金の連絡を受けた出品者は品物を楽天に送付する。そして、楽天に到着した時点で「あてな変換」がなされて品物の行き先が買い手に変わるのでしょう。すばらしい!これならば買い手と売り手の住所、アドレス、銀行口座番号などなど双方が知り得ることが無いのです。ただ、残念なのは先にも書いたとおり送付方法は3通りだけ。定形外も、書籍郵便もみなだめなんですよね。せっかく安く手に入れても、送付方法を一番安い「ポスパケット」(400円)にしてもあて名変換サービスでプラス150円、合計550円かかってしまいます。これではちょっとヤフーオークションに太刀打ちできないのではないでしょうか。ヤフーの簡単決済などを使えば安全性が増しますものね。で、本題はこれからなのです 勤務先近くの郵便局に出向き、落札してもらった品物を「ポスパケット」で送る手配をしたのです。 話が逆になりますが、私は結構「カン」がよく、人を見ただけで「あいつは当てにならない」、レストランや食堂などでも「今のオーダーは間違って、しかも仲間の食べ終えた頃にやってっくる」などピッタシカンカンすることが多いのです。 話を戻します。 「ポスパケット」待ちをしていたときに、三つの郵送窓口のひとつの一番頼りなさそうな若い、体のゆるっとした男性が担当の窓口に当たってしまいました。私は自分の感が外れてくれることを祈りました。 なんといっても、楽天オークションで最初の品物発送なのです。考えようによってはメモリアルデー、記念日です。初夜なのです。お願い! カンが外れますように。 ところが「オー・マイ・ガァーッ!!」 その体つきのユルユルな、公務員のヌル湯につかりきったような男は、ポスパケットのことを知らない。 伝票を渡すと 局員「お客さん、これを入れる透明な袋(注:ちょう付用ラペルの「ラベル納入用封筒」のことです)は持っていないですか?」 私「それはあなたのほうで貼り付けるんことになっていますよ、そう書いてあるでしょ」 (まだ冷静を装っている) 局員「納入用封筒に入れてくださいとは書いてありますが、お客さんがこの伝票と一緒に・・・・もぐもぐもぐ」 私(そろそろ切れそう)「ちょっと失礼(楽天からプリントアウトした説明書を突きつける)ここにこうかいてあるでしょう」 局員「少々お待ちください(といって裏に回り2,3分して戻る)」 その手には、私の封筒より一回り大きい輪ゴムのついた以下にも大荷物に取り付ける透明袋が。 局員「今回は、これで代用しますが、この次はお客様のほうで御用意を・・・・」と彼がすべてを言い終えないうちに、やっぱり切れた私は言葉は丁寧に 私「ちょっと失礼、(とちょう付用の伝票を局員からむしりとり)、ここに納入用封筒(ユ00431)に入れてくださいと書いてありますよ。「ユ00431という形式の封筒は無いのですかっ!?」と、少しラウドアップして詰問 すると、隣の席で接客していた、「出来そうな女性局員(私のカン)」がすすっっと動いて、プラスチックの棚から一枚透明の袋を引っ張り出し「体形ゆるゆる」のボケ局員に無言で差し出す。「あんたこんなことも知らないの・・・」と言わんばかりに。 それを受け取ったボケ局員は「ナンダコリャ」という感じで一瞬動きが止まり、それでも 「すみません」と私の封筒に貼り付け、私が持ってきたちょう付用の伝票を入れました。 そして、おもむろに 「それでは750円いただきます」 私、(切れました)「何が750円ですか。えーっ!ポスパケット、1キロ未満、サイズが規定以内なら400円でしょう、えっー!」 局員「よ、四百円というのはどこでお聞きに・・・・」 私「どこでもも何も、おまえんとこのホームページでわかるだろ」(ほんとはちょっとわかりにくいんだけど) 局員「少々お待ちを」とまたおくに引っ込んで今度は1分くらいで戻る。 局員「申し訳ございません、それでは・・・・」とまたも最後まで言わせないうちに、 私「もう良いです。キャンセルします、返してください、よその郵便局へ行きます!もし私が知らないで、750円払ってたらどうすんの?」 そういうと、デブ(とうとう言ってしまった)局員何といったと思います。 解答 「ではこの封筒はがして良いですか?」 と透明のラベルシート納入用封筒を汗だくではがし始めたので「何でそんなことをする必要があるんだ。俺が持ってきた荷物に傷つけるのか、少しでも破ってみろ器物破損だぞ。」 とまるでベニスの商人の裁判官のようなことを言ってひったくって帰ってきました。 出口で、年配の局員2人が何も知らずに笑顔で、 「ありがとうございましたーーー」と愛想良く頭を下げるので余計に腹がたち、「あの局員何とかしてくださいよ。何にも知らないじゃないですか」と事の概略を告げ、「よその局で出しますからもう良いです」といって、キャッシュサービスの機械で2,3件の入出金を済ませました。 それを終えて、帰ろうとすると、なんと局の人がずっと待っていたらしく、頭を擦り付けんばかりにして謝ってくれまして、その方面に関しては「ベテラン、専門家」と上司の方に紹介された局員が「私が責任を持って手続きさせていただきますのでなにとぞ・・・・」 私はその方たちに恨みがあるわけでもなく、ほかの局に行くのも面倒なので結局お願いしました。 まあ少し時間を置いて考えれば 「楽天落札品最初の発送」の良い思いで担ったということでしょうか。 それにしても、謝罪して再手続きをしている間を利用して郵便局の投資信託の宣伝を私にしてきた「上司」さんはたいしたもんだ。