大爆釣劇
7月22日(土)千葉遠征に行ってきました。結果から言うと、船中64枚(うち私、31枚)の大爆釣。黒鯛人生で1番の入れパクモードを堪能することができました。朝、期待に胸を膨らませて出船、1時間弱で現地到着。釣れそうなストラクチャーを片っ端から叩いていきますが、約2時間、ベタ凪が良くないのか、魚もあまり見えず、アタリも出ません。この時点ではちょっと、千葉に来たことを後悔し出しました。しかし、湾を変えて攻めていくと、あるバースでヒット!ヒット!の連発。やっぱり居るところには居ますね。しかも、ほとんどが良型。横浜・川崎エリアよりも魚は少ないかも知れませんが、小さい魚がいない分、良型揃いの印象を受けます。また、ここでは、同行者が推定60cm級を魚体まで確認したものの、止めるに止められないもの凄い突っ込みでバラシてしまいました。その後、北風が入り、外面のバースは各所で良い雰囲気になってきました。ここで良い釣果をあげることができたポイントは2つ。☆今回、千葉型と命名した変わった形状のブロック。斜めに入っていて海中もラインブレイクを避けられない複雑な形状をしていて、とにかくバラシまくり(笑)。ここでは、大型はまず捕れないでしょう。ただ、攻略の糸口はあるはずなので、また訪れたいところです。☆如何にも危険な雰囲気の煙が噴き出しているバース。潮がビュンビュンでてこずりましたが、ここの中心部には、明らかに黒鯛の巣がありました。ここは60cmオーバーの香りがプンプンしますが、掛けても99%取れないでしょう。ここでは、53.0cmを捕りました。…この時点ではまだ船中28枚でした。そして、E船長が最後にあそこをやってみましょうと言ったポイントで大変なことが起こりました。船を寄せていくと、ビックリ!!!クロちゃんたちが狂気乱舞しているではありませんか。S君と「いる!いるいるいる!!」と何回連呼したことか。当然のように、1投目から激しい引き込みのアタリでダブルヒット。ツブを落とすと複数の黒鯛が尾びれで水面を蹴ってエサを追いかけて行くのが丸見えです。しかもみんなデカイ!!。ここからは連釣に次ぐ連釣で船中36枚の大爆釣劇。同行のS君が自己記録更新の55.0cm・3.25kg、E船長53.0cm、私53.0cmと大型揃いなうえに、潮通しが良いポイントのせいか、魚体がみな綺麗で、丸々と太っていて、掛けてからその凄いファイトにもうタジタジでした。腕と肩がパンパンで魚を掛けるのが怖くなったところで納竿。その夢のようなひとときの余韻に浸りながら帰港しました。E船長、最後にこのポイントを案内して下さって、またその楽しいひとときを盛り上げて下さってありがとうございました。この爆釣ポイントについて、適度な波気と潮、マズメが重なったときに黒鯛が捕食場とするところなのでしょう。行けば必ず釣れるポイントでないことは確かです。しかし、今回のように条件が揃うとそれこそ1,000枚、2,000枚の魚が集まってきてもおかしくはないところです。私の夢であるナナマルを達成する有力候補のひとつとして、また訪れたいと思います。今回の釣行でつくづく感じたことは、東京湾の底が見えない奥深さです。ほとんどがガイド船に叩かれているポイントばかりですが、いつ何時、どこで爆釣するか分かりません。この夢のフィールド東京湾に、ナナマルは必ず居ます。この東京湾で釣りをできることに感謝しつつ、また新たなポイントや黒鯛に出会えることに胸膨らませる今日この頃です。