体験者の声、4「T 氏の感想」「心理療法セッション」まず、簡単に自己紹介等をして、 今現在の今日の目的や悩みを抽出した。 ●悩み ・私生活ではそこそこアクティブにイケているのに、 仕事では一切(?)うまくいっていない理由と悩み ・ディシジョンスピードが遅い悩み ・自分の幸せが明確になっていない悩み ・自分の価値観が明確になっていない悩み これらの悩みや悩んでいる理由のヒントを得るために、 心理療法の 「前世からのメッセージ」 を見せてもらうことが本日の大目的でした!! その後、簡単なエクササイズをして、 催眠術がかかりやすいかのチェックを行った。 そして、過去の自分をイメージして小学生時代に 住んでいた家の部屋をひとつひとつ巡った。 そして、下記のステップを踏んで、顕在意識、潜在意識を越えた 「原始意識」にある前世へアクセスさせていただきました。 ■前世の子どもの時代 ■前世の決定的なシーン ■決定的なシーンに関連のあるシーン ■次のシーン ■前世最期のシーン ■魂との交流、現世の自分へのメッセージ ■前世の子どもの時代 丸坊主で茶色の半ズボンをはいて、 サンダルか下駄を履いているのが自分だった。 自宅は針のような棟にも見えたし、近づいてみると、 円形ドームで3~4階建ての家があった(外国?) 家の前に立つと青年になっていたようで、 黒の革靴と茶色の長ズボン、黒の上着を着て家に入った。 中へは扉がなく、アーチ型の入り口があり、 直ちにリビングがあった。リビングより先は見えなかった。 暗くてアティークなテーブルがあり、 おばあさんが座っていた気がした。 このおばあさんは現世の母方の祖母であった気がする。 家の中を探ってみたものの、他は誰もいなく、 祖母もいなくなった。ただ猫の気配だけが…。 ■前世の決定的なシーン ソファーに横たわる私に先生が 「次は人生の決定的なシーンへ進みます」と言われ、 気がついたら結婚式だった。 黒いスーツを着た自分とその隣に白いウェディングの女性。 しかし、このイメージはとても小さく、 右上に一瞬浮かび上がったのみ。 他の祝い客なども思い出せない、見えない、 感じられなかった。 女性の姿かたちも小さく、 隣の黒服の自分も本当に自分であるか 疑いたくなった。 何も感じることができなかったので、 先生の誘導に従って関係するシーンへと進んだ。 ■決定的なシーンに関連のあるシーン ぱっと中央左に一人の女性の顔が浮かんだ。 この女性は、どっからどうみても学生時代に信頼していた 女性の顔とそっくりだった。 女性が微笑みかけてくれている旨を先生に伝えると、 その女性はなんと言っていますか?と先生に聞かれた。 と、次の瞬間…。 心の中に「感謝しているよ、ありがとう」 という言葉が突き刺さった。 と、同時に涙が流れた。なんで?? でも、とても尊い気持ちになった。 先生からその女性はあなたとどういう関係ですか? と聞かれたけれど、メッセージは来なかった。 ただし、直感した言葉を自分は口走っていた。 たぶん、結婚相手との間に生まれた娘さんでしょう、と。 「先生、なんだかすごく感謝されています」と 嗚咽しながら先生に報告していた気がします。 先生が気がついてティッシュペーパーを 用意してくれたので、 泣きたいだけ泣いた。 この女性、本当に学生時代の子だったのだろうか? もしそうだとすると、物心ついて以降、 肉親以外で泣かせてしまった唯一の人物が彼女でした。 ■次のシーン 次のシーンへ進むと、なぜか青い空と青い山が 目に飛び込んできた。 なんとなく普通の景色だ。 さらに次のシーンへ先生の指示に従って進めると 真っ暗な洞窟の中にいた。 茶色のズボン(茶色のズボンが好きなのか?)と黒いブーツ、 白いヘルメット、黒い丸眼鏡に装備を固めて、 ろうそくを手に洞窟の中にいた。 何をしにその洞窟に来たか、先生に尋ねられると、 祠があって何かを祀りor弔いに来た、と答えた気がする。 何のために弔いに来たのかたずねられると、 戦争中に自分がこの洞窟に仲間とともに隠れていて、 彼らを囮に使ったのか、出し抜いたのか、 食べ物を探すつもりで外出したのか、抜け駆けしたのか 定かではないけれど、後ろめたい気持ちがあったことを 伝えた。理由を探しても見つからない。 相当強い意志をもって、この理由を消去しようとしたに 違いないことを察した。 洞窟を出ると、先ほどの青い空と青い山が目に入ってきて、 初夏の涼しげな風が自分を癒してくれていた。 ■前世最期のシーン 前世最期のシーンは病院だった。 76歳。 エビのように丸くなった寝姿を 病床の上から自分は観察していた。 周りを見渡すと、誰もいなかった。 このイメージから察すると、 そこそこ長生きができ、立派な病院で永眠出来たのは 幸せだったかどうか分からないけれど、 誰も病床にはいなかった。 看護の人、肉親などもいなかった…。 ラストシーンを察するに、 きっと寂しい寂しい人生だったのだろう。 今回の前世退行で現れたのは、 ・幼児期のテーブルのお婆さん ・小さな結婚式に出てきたお嫁さん ・笑顔がステキな感謝してくれる女性 だけ…。 ■魂との交流、現世の自分へのメッセージ 先生のガイドに従って大きな全体の光と一緒になった。 なんとなく温かい不思議な居心地があった。 先生:「前世の目的は何でしたか?その光に聞いてみて」 自分:直感でメッセージが届く「冒険すること。」 先生:「前世の課題、問題点は何でしたか?」 自分:同、直感でメッセージが届く「自分ひとりの時間が多すぎた」 先生:「前世の反省を生かすには??」 自分:同「人を愛すこと、好きになること、 真心を持って好きになること」 先生:「今世の目的は?」 自分:同「愛し愛されること」 先生:「どうしてTさんはご両親から生まれてきたのですか?」 自分:同「二人が自分を愛してくれるから(再び号泣)」 先生:「今世の人生は順調ですか?」 自分:同「順調です。」 先生:「今世のキーワードは何ですか?」 自分:同「安心」 先生:「今世の幸せって何ですか?」 自分:同「友達を大切にすること」 先生:「魂に聞いてみたいことはないですか?」 自分:同「魂は、僕が望んだことは全て、 叶えてくれるよと言っています。 なりたいようになれるよ。 もっと自信を持って良いんだよって 言ってくれています。 魂はとてもあたたかいんですね…。(最後に号泣)」 そして、催眠を解いてもらって、お茶を飲みながら、 今回のおさらいをして終了。 10時過ぎから面談が開始し、 11時前に催眠を施してもらい、 12時半過ぎに催眠を完了し終了した。 ■まとめ すごい濃縮されたひとときだった。 悟りとまではいかないけれど、各場面各場面が これから一週間の間にひらめくことが多々あるようです。 冒頭にも記したように、自分は ・小さな窓からのイメージ(映像ではなく画像) ・心に直接入ってくるメッセージ ・なんとなく脳からくる直感 で前世を繋ぐことに成功しました。 人それぞれ、みたり(見/診/観)、きいたり(聞/聴/訊)、 感じたり(五感:視聴臭触味)するそうです。 先日、受けた性格分析で得られた自分の価値観の根源が この愛し愛されること」に直結しているのでは? と思った。 貴重な体験でした。有難うございました。 |