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こんばんは!
昨日に続きセンバツの有望選手をレビューしていきたい。 今日は、ポジション別に有望選手をレビューしていく。 まずは、捕手から! 『捕手』 今大会ナンバーワンキャッチャーの呼び声が高いのが浦和学院の今成選手。 昨年の夏もマスクを被り甲子園に出場しているチームの大黒柱だ! バットコントロールが巧みな『打』と巧みなリードとリーダーシップでチーム全体を引っ張る『守』はどちらも高いレベルにある。早くも、ドラフト対象選手として名前が挙がっているので是非、注目して見たいと思う。 この、今成選手と双璧と目されるのが、神村学園の椎葉選手。 強打の両打ち捕手としてそのバッティングは折り紙付き。ただ、守備に少し粗い面がある。 昨年の甲子園を経験している青森山田・加守田選手。東邦・水野選手は共に主将として中心打者としてチームを引っ張る! 剛腕・山口俊投手を巧みなリードで助ける、恒久捕手も好捕手だ! 強打者タイプの捕手が多い中異彩を放っているのが沖縄尚学の兼屋選手。 100メートル、11秒7の快足を誇る捕手だ!この選手を出塁させると危険。 打撃センスも高く公式戦で脅威の打率.500を記録している。 新二年生では唯一、如水館の柚木選手に注目していただきたい!二年生ながら「捕手・四番」のチームの中心選手だ! 全体的に今年は、強打者タイプの捕手が揃っていると思う。 『一塁手』 右打ちで注目は、東筑紫学園の黒木選手だろう!今大会最重量選手というのが示すとおり、その巨体から繰り出す打撃はパワフル!それにプラスして体格からは想像もつかない柔らかい打撃も見せてくれる。 八幡商業の木村選手は公式戦の打率が五割を超える強打者!近畿大会では満塁本塁打を放つなど勝負強さもピカイチ! 打撃のパワフルさでは天理の東選手も負けてはいない。公式戦で3本塁打とブレイクした注目の大砲である。 72年ぶりのセンバツ切符をつかんだ高松高校の四番・森選手はバスター打法でチームを引っ張る点取り屋。 下級生にも、修徳の磯部選手がおり目が離せない。新チーム結成後10本ものホームランを量産する今大会屈指のスラッガー。投手も兼任する若き、看板選手だ。 左打ちの選手に目を移すと、まず目に付くのが沖縄尚学の松田選手だろう。 派手なタイプではないが、確実な打撃でランナーを帰す“仕事人”だ! 沖縄尚学自慢の『四割打線』の核である。 貧打で悩む三本松で唯一注目して欲しい打者が、一塁の大山選手。 公式戦で唯一三割越えの打率をマークする。彼が抑え込まれると三本松はキビシだろう。 秋以降なかなか調子が上がってこず、名前を聞かなくなったが浦和学院の前野選手も好打者!昨年の夏に見せた強打を蘇らせることが出来るか? 『未完の大器』という言葉がピッタリ合うのが、戸畑高校の井上選手。 初戦は優勝候補である駒大苫小牧とぶつかることになった。この試合のカギを握る選手であると僕は睨んでいる。大番狂わせは大いに可能!彼が活躍すればと言う前提があるが・・・。開眼すれば、来年のドラフト上位に名乗りを上げるだろう新二年生だ! 新二年生でもう一人注目して欲しいのが東海大相模の田中選手。大砲の角選手を押しのけて四番に座る。その強打は関東大会ではなりを潜めていた。是非、甲子園で一暴れ願いたいものだ。 と、このところ人材難だった一塁手に今年は多く有望選手が集まっている。 『二塁手』 大会屈指の強打者として評判の高い、松本選手(関西) 長打もあるが、一番の特徴は右へ左へのスプレーヒット。逆方向の打球でもグングン伸びていく! 松本選手と双璧なのが、市和歌山商の梶本選手だろう。 左打席から力強いアーチを架けるスラッガーだ!三振も少なく安定感も抜群の恐ろしい打者。 昨年、横浜・涌井投手からサイクル安打を放ち一気にブレイクした林選手(駒大苫小牧)は開幕カード&選手宣誓を引き当てた強運(?)の男。 実力的には、“安打製造器”シャープなスイングから美しい当たりを連発する。 守備も安定しており、失策はゼロ。 福井商業の山岸選手と浦和学院の渡部選手は共に打率四割を超すトップバッター。 宇部商の山野選手は秋は不振だったが、センバツ本番ではきっと結果を出してくれるはずだ! 将来は“安打製造器”という未来が見える選手達が多い。 『三塁手』 かつて、ヤンキースの松井選手が守った星稜のホットコーナー(※サードのこと)今年の三塁にも素晴らしい選手が起用されている。 中井選手(星稜)夏以降7本の本塁打を放っている長距離砲だ!長打だけでなく、足も使え、守備も上手いまさに三拍子揃った好選手と言えよう。 優勝候補の神戸国際大付の三塁にも強打者である正木選手が座る。 守備に不安を残すものの、右打席から放たれる打球は凄まじい破壊力を誇る! 長打力なら、東海大相模の角選手も負けてはいない。夏以降8本そのうち、4本を公式戦で放つという本番に強い大砲だ! 修徳の長島選手も忘れてはならない好打者。昨年の甲子園では不発だった。今大会はその借りを返したい。 最後に一人、西条の四番・梶原選手も強打者だ!夏以降5本の本塁打を放つ大砲!本番に強ければいいのだが・・・。 大砲候補なら、下級生にもスゴイ奴がいる。 愛工大名電の堂上選手だ。その実力はすでに、プロのスカウトの間で獲得合戦が始まっていることからも想像に難くない。とにかく、血統の良さをまじまじと見せつけてくれる。ランナーになっても怖い選手である。 スラッガータイプではなく、アベレージタイプもいる。 その代表格は、八幡商業の三上選手。昨年のセンバツで見せたバットコントロールの巧みさにパワーも付いたと言う選手。全く三振をしないミートセンスにも注目! ミートセンスが高いと言えば、駒大苫小牧の五十嵐選手も好打者だ。 練習中に怪我をして体調面が心配だが、攻守にチームにはかかせない存在だ。 新田の加嶋選手も、アベレージを残すタイプ。新二年生ということで、是非、実力を十分アピールして欲しい! 一迫商業の正三塁手・照井選手は交通事故から復活を目指す。復活すれば、不動の一番打者としてダイヤモンドを駆けめぐるだろう。 剛柔バランスの良い選手が多く揃った感じを受ける。 『遊撃手』 最大の注目は高校生ナンバーワン内野手の声すら聞こえる市和歌山商の川端選手。 一番打者として強力打線の点火役を務める彼の打球は、とにかくインパクトの“音”が違うと言う。守備、走塁も高いレベルにあり注目してみていたい。 優勝候補の柳ヶ浦のトップに座る、大野選手は長打力はないが、俊足を活かして次の塁次の塁と積極的に狙ってくる韋駄天選手。 『四割打線』の沖縄尚学。その点火役は山内選手。走攻守全ての面で高い運動能力を発揮する。特に、打席では彼の高い野球センスがかいま見られるはずだ。 一番ながらチャンスに強い東邦のトップバッター・瀬戸川選手。公式戦では打率.490を記録し、大いに勝利に貢献した。 神宮大会準優勝の愛工大名電の攻守にしぶい活躍を見せる柴田選手も評価は高い! 走守にソツのない働きを見せてくれるはずだ。 21世紀枠出場の一迫商に所属している熊谷選手は、高校通算30本以上の本塁打を記録している。甲子園で、全国級の投手に対応できるか注目。 関西で二塁手・松本選手と強力二遊間クリーンアップを形成する船引選手。 松本選手と合わせると公式戦で33打点を稼いでいる(船引選手18打点、松本選手15打点)彼らの前にランナーを出しては絶対にいけないだろう。 修徳の佐藤選手は、強力打線の中核を担う強打者でチーム二番目の打点を記録している要注意打者だ。 今大会の遊撃手の有望選手は『点火役』と『掃除屋』の二タイプに分けられるようだ。 内野手の有望選手はこの位。続いて外野手の有望選手をレビューしたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.20 02:06:23
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