山本球の『球音日記』

こんばんは！

ついに！ベスト４が出揃いましたね。

しかし、この四校。逆転有り、サヨナラ有り、延長有りと決して楽な試合をしてここまで勝ち上がってきていないですよね。そんな厳しい試合を勝ち上がってきたこの四校だからこそ、明日の準決勝はとても面白い試合となりそうです！

そんな明日の準決勝のポイントを書いていこうと思います！

第一試合　駒大苫小牧－智弁和歌山

この試合のポイントは、両投手陣の立ち上がりです。前の試合で逆転勝利を収めた駒苫打線。同じくサヨナラ勝ちを収め、勢いに乗っている智弁和歌山打線。両打線は前の試合の勢いそのままにこの試合へ臨むわけです。ですから、初回にどんな投球をするのかで、試合の流れは大きく変わると思います。特に、先頭打者の結果がそのイニングに大きな影響を与えるはずです。両校、先頭を出してしまうと走者を置いて今大会好調の三番打者と勝負せざるを得ない状況になるわけですからね。

どちらも強打が売りのチーム。傷を最小限に抑えることが出来るチームが勝利にググッと近付くはずです。

ただ、終盤までもつれると智弁和歌山有利かもしれません。何故なら一発を狙える打者が智弁和歌山の方が多いからです。どれだけ集中力を切らさずに智弁和歌山打線と向き合えるか？田中投手には酷ですが、この試合を乗り切るのは普段の三倍疲労度が残ることを覚悟した方が良いかもしれません。逆に、駒苫は序盤から中盤でジワジワ点差を離すような試合展開に持っていきたいですね。
こういう試合展開なら、田中投手の疲労度も少しは軽減するはずです。
お互い、翌日の決勝のことなど考えていられない全力注入の激戦になることは確実でしょう！

第二試合　早稲田実業－鹿児島工業

早実のエース・斉藤投手、鹿児島工業のエース・榎下投手。彼らがどれだけ連投に堪えることが出来るかが一番のポイントとなるでしょう。どちらも、控え投手はいますがやはり、エースと比べると一段力が落ちます。エースの踏ん張りが勝利へのカギとなるでしょう。

打線のキーマンは早実・船橋選手、鹿児島工業・鮫島選手となると思います！今大会好調の彼ら。好投手攻略の足がかりを打撃好調の彼らが作ってくれるはずです。

力的には早実有利！と言いたいです。ただ、ノーマークでも４強までのし上がってきた鹿児島工業の底力も侮れないと僕は見ています。

先制点がどちらかに入ったら、流れはガラッと変わると思います！一点を争う好ゲームになりそうな予感です！

と、短いですが明日のポイントをザザーッと書いてみました！

日曜日に深紅の優勝旗を争う二校はどこになるのか？楽しみですね～！