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ニュースで,ひめゆり祈念資料館での話を題材としたものが高校の入試問題として出題されたが,その中で学徒隊の方の話が退屈であるとする記述があり,問題となっていることを知りました。
僕はひめゆりの塔には3回行きました。その横にある祈念資料館にも3回とも入館しています。何度行っても胸を詰まらせます。印象深いのは,第4展示室「鎮魂」です。ここは沖縄戦で亡くなった方の写真が飾ってあり,生存者の証言本が置かれています。その証言本は大きく拡大されていて,数人で読めるようになっています。十冊以上あるでしょうか。いつも全部に目を通す時間は無いのですが,毎回必ず何冊か読んでいます。 読んでいると戦争の状況が頭の中に映し出され,苦しむ学徒隊の姿が鮮明に浮かびます。読み進めていくうちに,涙があふれてきたように覚えています。 僕にとって沖縄は,リゾート地よりも戦争があった場所として刻まれています。戦地や資料館に行くたびに悲しい気持ちになりますが,でもまた訪れたいという気にさせられるものがあります。私達が忘れてはならないことだからだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 13, 2005 12:46:55 AM
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