カテゴリ:勉強
2008年度入試から,大学間で過去問を自由に利用できる協力関係を結ぶことで,他大の過去問の出題が可能になったようです。
以下,読売新聞より。 ------------------- 岐阜大学(黒木登志夫学長)を中心に、お茶の水女子大や日本医科大など全国の国公私立17大学が、2008年度の入試から、それぞれが著作権を持つ過去の入試問題について、自由に利用できる協力関係を結ぶことを決めた。入試の度に他大学の過去問題をチェックする手間が省け、過去問題との類似を避けようとする余りの、珍問・奇問を減らせるとして、17大学はほかの大学にも参加を呼びかけている。 入試では毎年、他大学の過去問題を詳細に調べ、出題されていない独自の問題を作る必要がある。部分的に似ているだけでも、大学側の過誤として、予備校などが指摘することがある。 このため、黒木学長が、お茶の水女子大などに働きかけた。参加大学は「大学入試過去問題活用宣言」をして、過去問題を公表すれば、同じ問題を出題できるほか、問題の一部を変えて出題することも可能。受験生には入試要項や大学のホームページで、事前に周知する。 文部科学省高等教育局大学振興課大学入試室は「良質な問題作成につながるという観点から期待がもてる」としている。 参加大学は次の通り。 【国公立】旭川医科大、弘前大、岩手大、秋田大、山形大、宇都宮大、お茶の水女子大、山梨大、信州大、静岡大、名古屋市立大、岐阜大、岐阜薬科大、滋賀医科大 【私立】順天堂大、桜美林大、日本医科大 ------------------------------ 確かに,大学受験で問われる範囲は狭いのに,過去問が使えないということはかなりの制約が会ったことだと思います。大学側も単純に過去問を使うということでなく,題材をヒントに色々と手を加えてくることだろうと思います。 僕としては,わけのわからない問題を出されるよりは,良問を出題してくれる方が嬉しいです。過去問を使うからといったところで,指導方法を何ら変えることはありません。今まで通り,ちゃんと考えれば解ける力をつけていくだけですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 26, 2007 01:48:38 AM
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