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カテゴリ:韓国ドラマ
ユジンは、ジュンサンの会社に乗り込む。ジュンサンも、兄弟であることを否定しない。泣き崩れるユジン。母に報告し、父を恨むと言うが、それでも、父は、ユジンを一番愛していた、と言われ、誰も責めまいと、心に誓う、ユジン。父ヒョンスが眠る墓地で、夢に見た光景を伝える。墓地からの帰り道のバスの中で、「ジュンサン、さようなら」、とジュンサンと別れることを決意する。
ジュンサンは、マンションに突然訪ねてきた、キム教授の目の前で、交通事故の後遺症で倒れ、入院する。キム教授から連絡を受けた、サンヒョクに続き、チェリンも見舞いに訪れる。ユジンには、誰も連絡しない。ジンスク、ヨングクも、知らない。そして、チェリンの看護のもと、正気を取り戻したジュンサンに、チェリンは、駆け落ちを勧める。キム教授は、検査の項目の一つに、親子鑑定を入れる。 ユジンは、ジュンサンに会いたいと、サンヒョクに訴えるが、サンヒョクは、ジュンサンを忘れるまで、会わせることはできない、と拒否する。 サンヒョクからの電話で、ユジンが会いたがっていることを知った、ジュンサンは、ユジンと会う。ユジンは、会社の仕事を解雇されかけていたが、自分から辞めることにし、荷物を整理していた。そこで、かつて作った、予算がかかりすぎて、建築できない、「実現不可能な家」の模型を持って帰る。 そこで、ユジンは、ずっと愛していたこと、これからも愛していくこと、ユジンという女性がいたことを、忘れないでほしい、と言い残し、「実現不可能な家の模型」を渡して、別れる。ユジンは、最後の記憶が、後姿では悲しいから、決して、振り返らないこと、という条件を残して、その場を立ち去る。 ジュンサンは、会社で、また、交通事故の後遺症で倒れてしまう。ジュンサンの検査の結果、慢性硬膜下血腫。手術しないと眼球を圧迫して、視力が低下し、手術が成功しても後遺症が残る可能性がある、という病状で、迷う猶予もなく一刻も早い手術をすべき状況。しかし、ジュンサンは、即答を避け、手術に応じないまま、家に戻る。 親子鑑定の結果、ジュンサンが、キム教授の息子であることが判明し、キム教授は、愕然とし、カン・ミヒに確認するが、ミヒも、その事実を認める。 事実を知った、キム教授は、そういえば、大祖父に似ているのに、なぜ、気づかなかったのか、すまなかった、とジュンサンに伝える。ジュンサンは、母カン・ミヒに、涙ながらに抗議するが、愛していたヒョンスの子供と思いこみたかった、そうでなければ、堕胎していた、と詫びる。 ユジンは、フランスの田舎に留学することを決意する。母に了解をとったのち、サンヒョクにも報告に行くが、サンヒョクは、祝福する。 同僚のDJに、一番辛いときに、そばにいてやれ、と励まされた、サンヒョクは、夜、携帯電話で、ユジンを呼び出し、ユジンとサンヒョクでやり直せないか、と切り出す。それを、じっと見ている、ジュンサン。 そこで、話は終わる。 ついに、ジュンサンが、キム教授の息子であることが判明する。つまり、ジュンサンとサンヒョクが、兄弟である、と。しかし、ジュンサンとユジンは、別れたばかりであり、サンヒョクは、ユジンとよりを戻そうとしている状況。ユジンは、会社を辞め、フランス留学の予定でもある。この局面で、すべてを知ったジュンサンが、どういう行動をとるのか。 なぜ、血液鑑定を今までしなかったのか、という素朴な疑問はあるが、たしかに、血液鑑定をするためには、キム教授とジュンサンの血液が必要で、一番、ナイーブな問題に、踏みこむことは、なかなかできないだろう。機転を利かせた、キム教授のアイデアがなければ、親子であることが、永遠にわからなくなるところだった、ともいえる。 チェリンが、日本への出張帰りに、病院に駆け付けたシーンで、ジュンサンとユジンを応援する。チェリンも、愛するジュンサンを、少しでも応援したい、と吹っ切れたわけで、切なかった。 カン・ミヒが、なぜ、ウソをついたのか、は重大な問題だけれども、たしかに、ヒョンスの子供ではない、と思えば、堕胎していた、とすると、そもそも、ユジンとジュンサンの出会いはなかった。ユジンのことをジュンサンがここまで好きだとは、知らなかった、というセリフが象徴しているが、それでもなお、真実は、早めに知らせてほしかった、とは思う。 ユジンが、愛しているけれども、兄弟は結婚できない、という倫理感を重視して、駆け落ちせずに、別れを決意するあたりは、本当に、見ていられない。 よりを戻そうとするサンヒョク、最大のネック、父親問題が解決したジュンサン、何も知らないユジン、この3人が、どうなってしまうのか。 ユジンは、ジュンサンの交通事故の後遺症が深刻な状況も知らない。 次回、最終回です。 また、明日。 不朽の名作韓国ドラマ「冬のソナタ」最新情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月07日 10時39分34秒
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