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カテゴリ:フラメンコ
今日のミニコンサートのために激しい追い込みをしたワタクシ。
いつもCDでレッスンしていたのですが、生ギターやカンテは初めてでした。 おまけにずっと教わっていたインストラクターの先生はお辞めになり、急遽スペインから大先生が帰国され、猛特訓の日々。 軽い気持ちでエントリーしたのですが、群舞のつもりが準ソロになり、特に自主練しなかった私の足は準ソロに耐えられる足音ではありませんでした。「2年もやっててその足はどうしたのー!ゴミのような足!」というお叱りを受け、あらゆる事をやり直し。 いつもインストの先生にハレオをかけてもらってスタートした踊りも、実は自分で合図してカンテ(歌)を呼ばないといけない事を知り、入り方も分からず悪戦苦闘しました。ファルセータは何コンパスあるの、と聞かれてもちんぷんかんぷん。2歌はどこから入るの、と聞かれてもそんなこと考えたこともなくて、いっぱい叱られました。いつもCDをかけて、インストの先生の掛け声で始めて、決まったところで終わるので、振り付け以外のことを考えたことがなかったのです。 本来のフラメンコは歌と踊りとギターが即興のようにしてその場の雰囲気に合わせて盛り上げていくものなので、踊りの入り方も決まりはなく、歌が終われば、踊り手の足で盛り上げ、次にカンテが入り・・となり、ファルセータ(歌と歌の間)もその場の雰囲気などに合わせて長さが変わるのが当然なのですが、フラメンコの基本を知らなかったんだな~と今更ながら反省しきり。 直前に振り付けが変わったり、ファルセータの部分がカットされたり、慌てることばかりでした。でも今回はとても勉強になりました。いつかは出来るようになるだろうという足も練習しなくては出来ないことがわかったし、練習して出来るようになったし、特に生ギターとカンテで踊るということの熱さを知りました。 昨年はまだ入門生で、ブラソ(小道具を持たない)でCDのセビジャーナスを踊り、生ギターで踊る上級生を憧れの目で見ていました。今年はアバニコ(大きな扇子)でセビジャーナスを踊り、また生ギターとカンテで1曲準ソロで踊ることができました。 仕事もあり、家庭もあり、で独身の他の生徒さんのようにいかないわ、という逃げ口上は止めて、今後は最大限の努力をしようと思います。 今日は体中が筋肉痛で動かないのですが、後で、フラメンコのDVD見て、アイレの研究でもしようかな。 見に来てくれた、両親と夫に感謝! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
フラメンコって、情熱的なカルメンのイメージだけで、全然知らなかったので、日記拝読して、勉強になりました。
なるほど、元々、即興的なものなのですね。 大舞台を踏まれて、一段と成長され、益々フラメンコの深みに嵌まってしまわれたご様子、 大変そうですが、楽しそう、そして、素敵ですね。 何事も物にするには努力が欠かせないのですね。 頑張って下さいね。 お写真、決まってます! 和服のお姿とはまた別の顔ですね、 (November 28, 2007 10:14:51 AM)
和服は内股、フラメンコは外股・・。
考えながら歩きます。あれ?今は何だっけ?・・な~んて。 叱られないと努力しない私は、怠け者ですが、怖い大先生のお陰で大切なものを教わりました。 フラメンコを始めて、すっかり丈夫になったので、下手の横好きと言われようが、当分続けるつもりです。 自宅練習の時は、マドヴァが側にいて見学しています。足にからんでイタズラしたりとか、そういくことはせず、じっと見ています。その姿が可笑しくて、吹き出してしまうんです。何となく応援してくれているように見えるので、これからも頑張ります! チェリーさん いつも暖かいお言葉ありがとうございます。 (November 29, 2007 12:24:30 AM) |
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