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以前から気づいていたのですが、会社の窓から汐留の高層ビル群の谷間にレトロな建物が見え、あれはいったいなんだろう?と思っていました。 道路の向こう側にあるのですが横断歩道が近くになく、今まで行ったことがありませんでしたが、お昼休みに行ってみることにしました。オシャレな銀行のようにも見えるけど、銀行の看板はありません。謎めいています。興味津々ww 建物の正面に立ちました。 中に入ると旧新橋停車場跡だということが分かりました。 旧新橋停車場は、明治5年に開業した日本で最初の鉄道ターミナル駅舎を当時と同じ場所に、開業当時の姿(外観)で建設することを目指して再建されたものです。 日本の近代化を象徴する存在でもあった新橋駅は、大正3年の東京駅開業により旅客ターミナル機能が東京駅に移ってからは貨物専用の汐留駅となりましたが、駅舎は大正12年に関東大震災直後の火災で焼失し、その後拡充された貨物ターミナルとしての機能も昭和61年にはその使命を終えていました。昭和62年、広大な敷地は国鉄の民営化に際して国鉄清算事業団に移管されて、売却されることになりました。区画整理事業に先立って埋蔵文化財調査が行なわれ、長らく地中に埋まっていた旧駅舎とプラットホームなどの礎石が発掘され、その一部が国の史跡として指定されることになり、それがこの建物だったのです。 裏側にまわりました。 時間がなかったのでじっくりとは見学できませんでしたが、展示コーナーもあるようです。ここを起点に日本の鉄道網が作られていったかと思うと、歴史の重みを感じてしまいました。 旧新橋停車場を紹介しているサイト。当時の写真も載っています。 今度、時間がある時にゆっくりみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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