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米国の法律は法案作成を主導した上院・下院議員の名を続けて仮称されたものが多いようですが、日本では「金融規制強化法」と呼ばれている法案が昨日成立したとのことです。おばまさんが署名しましたと。 リーマンズショックに始まった経済恐慌とそれにも関わらず銀行役員の高所得に米国民は呆気にとられ、この法律ができたのでしょう。きっと、米国は日本を含む外国にも同様の規制を要求するでしょう。 教科書的にぃ 1929年(昭和四年)10月24日(木曜)、ウォール街がパニックに包まれました。GMの株価が暴落したのです。騒ぎに400名の警察官が警戒にあたったそうです。シカゴおよびバッファロー市場は閉鎖され、投機家が自殺するなど大混乱に陥れいりました。 米国経済に依存していた諸外国にも飛び火し、世界大恐慌が始まりました。ブロック経済による自国通貨の保護政策が行われました。これが第二次世界大戦を引き起こす素地になりました。 現在、日本経済及び国民は窒息状態。国内経済は活力がない。内国企業は外国市場に活路を見つけなければならないと考えているところが多い。だから楽天の社内公用語が英語にされた。 世界大恐慌時代にはソ連・ドイツ・日本など全体主義的政策をとった国では国家が企業を主導したため世界大恐慌の影響を早めに脱したが、今の時代に日の丸船は通用しないでしょう。このドッド・フランク法が有効に機能し運用されるのか。今、期待しつつも疑ったかかる時期だと思います。 このドッド・フランク法が成立した同じ昨日、FRBのバーナンク議長さんが「経済の見通しは異例なほど不透明」と証言したのは、後日、「皮肉にも・・・」と評価されるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月22日 08時55分09秒
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