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ミランに幸運? 決勝の主審はファンデル氏=欧州CL
アテネで行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝、ミラン対リバプールの主審はドイツのヘルベルト・ファンデル氏に決まった。決勝戦は23日水曜日の20時45分(現地時間)キックオフ。 これで最後の準備が整った。試合に臨む2チームは決定し、あとは審判団の決定を待つのみとなっていたが、UEFA(欧州サッカー連盟)は月曜日の朝、ドイツのファンデル氏の名前を発表。43歳のファンデル氏は、過去にミランの試合を5回担当しており、カルロ・アンチェロッティのチームはそのすべてに勝利を収めている。 最初はハポエル・テルアビブを2-0で破った、2002年3月21日の試合(UEFAカップ)。その後はCLで1-0の勝利が3試合続いた。2003年11月4日のブルージュとのアウエー戦、2004年9月14日のシャフタル・ドネツクとのアウエー戦、そして2005年3月8日にサンシーロで行われたマンチェスター・ユナイテッド戦だ。昨年11月には、サンシーロにアンデルレヒトを迎えて4-1の勝利。この1失点が、ファンデル氏の担当した試合で、ミランが喫した唯一の失点である。 一方のリバプールにとっても、ファンデル氏はなじみの深い主審だが、チームに幸運をもたらす存在だと考えるのは難しそうだ。彼の担当した試合での通算成績は0勝1分け2敗で、ゴールを奪うことすらできていない。アウエーのバレンシア戦には0-2(2002年9月17日)、同じくアウエーのチェルシー戦には0-0で引き分け(2005年12月6日)、3月6日にホームのアンフィールド・ロードで行われたバルセロナ戦も、0-1の敗戦に終わった。 今シーズンのファンデル氏は、イタリアがフランスに1-3で敗れたユーロ2008(欧州選手権)予選の試合や、ローマがアウエーでバレンシアに敗れたCLの試合(1-2)などを担当。イタリア勢とイングランド勢の対戦では、イングランドのチームが勝った例は一度もない。今季は、ローマがマンチェスター・ユナイテッドを2-1で破ったCL準々決勝の第1戦。昨シーズンは、ユベントスとアーセナルが0-0で引き分けた試合でも笛を任されていた。2002年3月27日には、イングランド代表とイタリア代表の試合でも主審を務めており、やはりアズーリ(イタリア代表の愛称)が2-1で勝利を収めた。 ファンデル氏は1964年3月9日生まれで、1979年から審判を始めた。1996年にはドイツ・ブンデスリーガでデビューし、1998年からは国際審判。2006年には、セビージャがミドルスブラを4-0で破ったUEFAカップ決勝の笛も吹いた(ここでもイングランドのチームが敗れている)。2000年5月27日には、イタリアとイングランドのU-21(21歳以下)代表の対戦を担当。今週水曜日の試合に出場するメンバーの中では、ジェンナーロ・ガットゥーゾ、アンドレア・ピルロ、ジェイミー・キャラガーがこの試合に参加していた(ピルロはゴールを記録)。 (スポーツナビ) ミランに有利か‥ よし ウッシッシとアンブロを退場に追い込もう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 22, 2007 01:22:20 PM
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