金曜日、上野は東京文化会館小ホールで行われた古川展生さんのチェロと菊池洋子さんのピアノによるデュオ・リサイタルを聴いてきました。
隣の大ホールでは日本演奏家連盟主催による「ロシアの風景」のタイトルで様々な音楽家が出演、ピアノでは藤井一興、清水和音、高橋多佳子さんやバリトンの福島明也さん、先頃結婚されたフルートの高木綾子さん、東響コンミスの大谷康子さんが参加されている弦楽四重奏団クヮトロ・ピアチェーリなどが出演、当日券の発売があったので少し食指が動きましたが当初の予定を頑なに守るのが管理人の主義(笑)なので後ろ髪を引かれながら小ホールへ向かいました。
古川さんには失礼ながら久しぶりに菊池洋子さんのピアノと美貌拝見(爆!)が狙いだったのですが
古川展生さんの柔らかなチエロの音色と菊池洋子さんのかちっとしたピアノのリズム感が程よくマッチしてなかなか素敵なコンサートでした。
レヴューはこちら→
古川展生&菊池洋子デュオ
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本日はのんびりした休日を迎えていますが外では明日の市議会議員投票日を迎えて最後の追い込みに余念のない候補者の街宣車が入れ替わり立ち代りやってきては、がなり立てて行きます。
ご苦労様です。
負けずにこちらも自慢のスピーカーをフル駆動しましたから。(笑!)
Todays Music :
NHKのハイビジョン放送から
サイトウ・キネン・オーケストラ演奏会(2006年9月11日長野県松本文化会館)
1・武満 徹
ディスタンス
宮田まゆみ(笙)、加瀬孝宏(オーボエ)
2・ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
内田光子(ピアノ)
3・ショスタコーヴィチ
交響曲第5番二短調
小澤征爾指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ
武満作品は笙とオーボエのソロのみで演奏、不思議な空間を感じました。加瀬さんは確か大阪フィルの首席オーボエ奏者のはず。
内田さんの皇帝、初めて聴きましたが少しミスタッチが目立ちました、珍しいですね。
モーツァルトとベートーヴェンでは打鍵のタッチの違いが大きいのでしょうか。しかし2楽章は内田さんの独特の世界が広がっていました、オケはグッドサポートです。コンミスは管理人が昔から大好きな潮田益子さん。
タコ5番、盛り上がりました、小澤さん終始ゆったりとしたテンポと時には鮮やかなスピードを感じさせながらスケール豊かな演奏でした。
小澤さん、弦を除いた楽員全員に握手しながら舞台を一巡、いい光景です。
コンマスは都響の矢部達哉さん、隣に読響の小森谷さん。ティンパニはBPOのゼーガースさん。
管理人がたまに行くお店でよく会う大阪センチュリー響コンマスの大田雅音くん、やはりお店でお話をしたことのあるチエロのチョウ・チンさん、そして昨日のチエロの古川展生さんが後ろのプルトで一生懸命弾いているのを画面で見て嬉しくなりました。♪