素晴らしいヴェルレクを堪能してきました。
日帰り出張の疲れもなんのそのでした。(笑)
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★第44回 東京オペラシティ定期シリーズ
チョン・ミョンフン指揮
東京フィルハーモニー交響楽団
コンサートマスター:平澤 仁
ヴェルディ
「レクイエム」
ソプラノ:カルメラ・レミージョ
アルト:藤村 実穂子
テノール:キム・ウキョン
バス:ロベルト・スカンディウッツィ
合唱:東京オペラシンガーズ
2009.2.19.19:00 東京オペラシティ・コンサートホール 3-C1-26
チョンさんの演奏への期待か、ホールの入りは超満員の様子。
そして演奏のほうも期待を裏切らない見事な壮絶な演奏でした。
4人のソリストも其々の持ち味を生かした歌唱だったし作品の
重要な役割を担う東京オペラシンガーズの合唱が時には力強く或いは
繊細なハーモニーを聴かせて今夜の一番の立役者かも知れません。
オケの配置もラッパとトロンボーンを下手側にホルン隊を上手側に
おいて音のパノラマ効果も見事。
2階バンダのラッパは左右それぞれ2本ずつで、これも効果的に
鳴り響いた。
チョンさんは譜面台を置かずに暗譜で指揮、自信の表れでしょうか
揺るぎのない流麗且つ渾身の指揮振りです。
東京フィルも凄まじいまでの鳴りっぷりで管楽器群が大健闘。
ソリストでは藤村さん、スカンディウッツィさんが特に印象に残る。
いずれにしろ全員の力が結集した素晴らしい成果。感動です。