随分前にNHK-BS で録画保存していたDVDを鑑賞。
ボチェッリがオペラで初主役として登場したライブ作品。
共演者にも恵まれ音楽的にはなかなかの水準であり
メルクリオ指揮するオケもパンチの効いた音楽で楽しませる。
が、映像的にはデッシーのミミには違和感を覚えるし(薄幸な少女てか?!)
ただし、彼女の歌唱は文句なしの素晴らしさではあるが。
チョーフィーのムゼッタに至っては華のかけらもない
只のあばずれ女の印象、(爆!)
しかしながらボチェッリ始め男声陣は水準以上の出来映え。
同じ出演者でのキャストならデッシーのムゼッタを聴いて見たかった。
チョーフィーのミミには多少の問題もあるが、↓のジャケ「椿姫」(2004年スカラ)
よりは、ましな気がするのだが。。。
プッチーニ
歌劇「ラ・ボエーム」全4幕
ロドルフォ:アンドレア・ボチェッリ
ボチェッリ
ミミ:ダニエラ・デッシー
デッシー
ムゼッタ:パトリシア・チョーフィ
チョーフィー
マルチェルロ:レナート・ジローラミ
ショナール:ダヴィデ・ダミアーニ
コルリーネ:エルヴィン・シュロット
ブノア:オラッツィオ・モーリ
アルチンドロ:アンジェロ・ナルディノッキ
パルピニョール:カルロ・カウリ
演出:ロレンツォ・マリアーニ
合唱:パレストリーナ歌劇場合唱団
管弦楽:パレストリーナ歌劇場管弦楽団
指揮:スティーヴン・メルクリオ
メルクリオ
~1998年2月20日イタリア・カリアリ・パレストリーナ歌劇場~