前回のブルックナーの交響曲第8番の次は
クラシカジャパン放送のDVD録画から交響曲第4番
ブルックナー
交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(1880/81年版)
[指揮]クリスティアン・ティーレマン
[演奏]ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
[収録]ドイツ・バーデン・バーデン祝祭劇場
[制作]2009年
[映像監督]アニェス・メス
第1楽章冒頭のホルンによる開始から第4楽章のフィナーレまで
劇的なドラマと高揚感は見事なもので、偉大な指揮者チュリビダッケ
からの伝統を受け継いだミュンヘン・フィルがティーレマンのもと
ブルックナ-演奏の老舗らしい風格をみせて素晴らしい。
ティーレマンのブルックナーは
2003年にウィーン・フィルとの来日公演で
交響曲第7番(ノヴァーク版)を聴いているが、これも腰のすわった雄大な
演奏で印象的だった。
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