2018天皇杯宮城県代表決定戦　ソニー仙台FCvs仙台大学　プレビュー

2018年05月12日

2018天皇杯宮城県代表決定戦　ソニー仙台FCvs仙台大学　プレビュー

カテゴリ：ソニー仙台FC

今週末はいつものJFLではなく、天皇杯宮城県代表決定戦を迎えるソニー仙台FC。

ソニー仙台FC。

相手は仙台大学。

３年ぶり３回目の出場を狙う仙台大とは４年連続での顔合わせとなる。

直近の直接対決は2017年４月９日＠ひとめぼれスタジアム宮城。

苦しみながらも89分に有間潤がケガからの復帰初戦で劇的な決勝ゴールを叩き込んで、２大会連続出場権を得た。

仙台大で要注意選手は鳴海彰人。

青森山田高３年生の頃は全国高校総体＆全国高校選手権という２大会で得点王を獲得し、全国高校選手権での初優勝に大きく貢献した。

その彼が進学した仙台大での大学デビュー戦は、上記のソニー戦だった。

67分、27番を背負った彼が交代出場準備でタッチライン際に立っただけでスタンドから大きなどよめきが沸き起こった。

いかに彼の知名度が大きいか再確認したものである。

そして出場直後、彼はいきなり沸かせた。

社会人顔負けの強靭なフィジカルで、相手選手に身体を入れてボールを奪い、そのまま強烈なミドルをお見舞いした。

枠外に外れたが、出場直後にこのようなプレーを魅せてくれるあたり、さすが高校サッカーのスーパースター。

その彼は１年生ながら11番として東北大学リーグでもレギュラーを張っている。

２年生に進級した彼は１年前よりどう変わったか注目したい。

国内の大学サッカー界で強豪校の１つとして注目されている仙台大は、毎年のように優秀な人材をＪリーグやJFLに輩出しており、毎年のようにソニーを苦しめてきた攻撃力が持ち味であるボランチの山田満夫は松本山雅SCに入団した。

山田満夫。

その山田ら旧４年生が卒業しても、強さが健在の仙台大。

知人より寄せられた情報によると、練習試合ではJFLのヴァンラーレ八戸やラインメール青森、そしてＪリーグの福島ユナイテッドFCに勝利したという。

さらに練習試合だけではなく、公式戦でもコバルトーレ女川にも勝利を収めている。

毎年の事とはいえ、仙台大との直接対決では互角の接戦にもつれ込んでおり、今回も非常に見応えある展開になるだろう。

だが、JFLで３試合連続完封勝利と絶好調をキープしているだけに、経験で上回るわれらソニーが大人の試合運びを見せ付けて、３年連続20回目となる出場権を手にしたい。