サッカーと犬とゲーム
PR
日記/記事の投稿
コメント新着
カレンダー
バックナンバー
カテゴリ
< 新しい記事
新着記事一覧(全154件)
過去の記事 >
どうも、寒い日にヴェルディマフラーが絶対欠かさないリュウでございます。 シーズンオフは応援しているソニー仙台FCを2019年限りで退団された選手たちへ感謝の気持ちを伝えるべく、ソニー在籍時を振り返る記事を綴らせて頂きます。 前回の鈴木翔大編 に続き2人目となる今回は20番DF田中龍志郎。 前回の記事でも綴りましたが来季からJFLを戦う いわきFC公式HP を拝見し来季からのいわき加入内定を知りました。 ここでソニー在籍時のプレーを振り返るとともにいわきの方々に田中の魅力をお伝え出来ればと思い、2年間の軌跡を綴らせて頂きます。 いわきの方々にも親しみを持って頂きたいと思い、ここからは彼のニックネームである『龍』と表記させて頂きます。 1995年5月7日、この世に生を受けた龍。 ちなみに龍が生まれる前夜の1995年5月6日、まだ小さかった私は当時Jを代表する2強であるヴェルディvsマリノスをTV観戦し、最初から最後までハラハラドキドキ熱狂しておりました(惜しくも2-3でマリノスに敗れる) 20年以上を経て・・・。 実際に最初に龍を観たのは2016年3月12日@龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド。 ↑赤い矢印先が龍。 当時、大学3年生に進級する前の春休みであり、流経大ドラゴンズ龍ヶ崎に所属しておりました。 この日はとても肌寒かったのですが、ピッチ内アップで唯一半袖でしたので、とても目立ってましたね。 ちなみにオレンジの矢印先が龍の1年先輩である吉森恭兵です。 ↑前半、白い矢印の先が龍。 ↑後半、赤い矢印先が龍。 *上記2枚の写真はソニーサポ仲間から頂いた写真を使わせて頂きました。 当時はドラム応援に専念しており、申し訳ない事に龍含め相手選手の詳しいプレー内容は覚えておりません 約8か月後、ソニーのホームスタジアムである聖地(みやぎ生協めぐみ野サッカー場)で龍を観る事になります。 ↑試合前の始球式、左端の黄色い矢印先がゲームキャプテンを務めた龍。 ↑ソニーの集合写真時で待機する龍。 左SBだった約8か月前と打って変わり、この試合はCBでした。 4年生に進級し、関東大学リーグを戦うトップチームに昇格した為、2017JFLで観る事は出来なくなりました。 ちなみにこの年は圧倒的な強さで全日本大学選手権を優勝するなど同期に龍をはじめ、多くのスター選手が揃っていたのである↓ 田中龍志郎→ソニー仙台FC。 守田英正→川崎フロンターレ、後に日本代表。 今津佑太→ヴァンフォーレ甲府。 新井栄聡→清水エスパルス。 ジャーメイン良→ベガルタ仙台。 立花歩夢→横浜FC。 貫名航世→ヴァンラーレ八戸。 渡邉新太→アルビレックス新潟。 宮内雄希→FC琉球。 石田和希→Honda FC。 西岡佑馬→ヴェルスパ大分。 吉田大河→奈良クラブ。 星野秀平→アルビレックス新潟シンガポール。 森永卓→アルビレックス新潟シンガポール、後にFKルダル・プリェヴリャ(モンテネグロ1部) 李相赫→東京ユナイテッドFC。 この年の流経大は過去最高の選手層を誇っていたと言っても過言ではありませんね! 流経大卒業後、ソニー仙台FCへ加入。 2018年2月、初対面を果たしました。 ↑半袖じゃないし! 初対面を果たした詳細 は←のリンクをご覧下さいませ。 この日は練習試合でした。 初めて、彼のプレーをじっくり拝見させて頂いた感想として↓ (1)身体能力が高い。 (2)前半はSB、後半はCBと複数のポジションをこなす万能さ。 (3)ピッチ脇に雪が残るほど寒かったのに半袖! 試合後にお会いし、色々話してみて、いくつか共通点があり親近感が沸きました。 その共通点は↓ (1)ニックネームがリュウ。 (2)坊主時代の私に似てる。 (3)誰とでもすぐ仲良くなれるノリ。 *後に知ったが、3人姉弟の長男という共通点も。 まるで運命を感じましたね。 もう1人の私がいるみたいな JFL開幕しましたが、結婚準備や社会人リーグ現役復帰などの理由によりタイミングが悪い事に2018年から応援回数が大幅に激減してしまい、公式戦での龍を見るには5月まで待たなくてはなりませんでした。 ↑ホームでのラインメール青森戦。 チームメートがゴールを決め、控え選手たちのところへ駆け寄る龍。 今では当たり前の光景になりましたが、龍によると「控え選手たちの気持ちが分かるからこそ、一緒に喜び合いたい」との事でした。 ↑聖地(みやぎ生協めぐみ野サッカー場)で開催された天皇杯宮城県大会決勝の仙台大学戦。 自慢の身体能力を生かし、183cmの本吉祐多に競り勝つ178cmの龍。 ↑同じく仙台大学戦。 仲間が逆転弾を決め歓喜に沸くが、目立ちたい龍は生中継されていたTVカメラに向かって『俺だ!俺だ!!俺だ!!!俺だ!!!!俺だー!!!!!』と叫んだとか叫んでないとか 後に宮城県内の視聴者からNHK仙台放送局にクレームが殺到したとかしてないとか *余談ですが、妻の父はこの生中継をTV観戦されたそうです ↑同じく仙台大学戦後の龍。 TVカメラに向けたパフォーマンスに関して聞いてみたら『ゴール決まったら、あのカメラに向かおうと決めてました(笑)』と、良い意味で計画していた事が分かりました ↑聖地(みやぎ生協めぐみ野サッカー場)での東京武蔵野シティ戦後。 吉森恭兵とともに流経大時代のチームメートである武蔵野の寺島はるひ(16番)と臼杵裕太(寺島の右隣)と談笑する龍。 ↑お盆休み中、夫婦で練習見学に訪れました。 リュウ『髪、伸びたんじゃないか!?』 龍『今、伸ばしてるんすよ!』 リュウ『じゃ、俺みたいにヘアバンド着けるくらい伸ばしてくれ!』 しかし、元の丸坊主に戻ってしまい、ヘアバン仲間が増えると期待していた私はガッカリしました(笑) また、妻を紹介し、『俺とリュウさんでリュウリュウです!』と意味不明なギャグで、笑わせた妻のハートをつかんだ ↑ホームでのヴィアティン三重戦。 先制ゴールが決まり、お子さんが生まれた選手へ向けて、ゆりかごパフォーマンスを披露する。 ベンチで新人なのに目立ちたいあまり『センター(中央)の座は俺がもらった!』と言わんばかりに割り込んだ ↑同じくヴィアティン三重戦。 追加点が決まり、吠える龍。 おそらく『おっしゃー!俺のところへ来ーい!!!』と叫んでると思われます エースナンバー『10』ビブスを着ており、ここでも目立つ事に貪欲さが伺えます 1年目を13試合出場で終え、今季である2019年へ。 ↑ホーム武蔵野戦。 中村元コーチ(現監督)より高精度の左足を買われ、今季よりセットプレーのキッカーを任される事になった。 早速、この試合でもFKから内野裕太の決勝弾をアシストし、控え選手たちのもとへ駆け寄る。 ↑天皇杯宮城県大会決勝の仙台大学戦前の集合写真。 仲良い吉森恭兵や石上輝に挟まれ、前列中央で必勝ダルマを持つ大役を毎試合のように全うした。 ↑ホームでのヴェルスパ大分戦前の集合写真。 定位置である前列中央を秋元佑太に乗っ取られ、若干落ち込んでると思われる、ように見える ↑ホームでの松江シティFC戦。 先制ゴールが決まり、喜びを爆発させる龍。 本人いわく、『赤ちゃんパフォーマンス』だそうです ↑同じくホーム松江戦。 2人がかりで寄せてきた松江の選手を圧巻とも言える爽やかなターンでかわして、利き足とは逆の右足で正確なフィードを送る。 身体能力や高精度の左足が注目されがちだが、慌てる事のない冷静さや技術も光るものがあった。 その松江戦後。 リュウ『次節が行われる8月24日、俺の誕生日なんだよね。ムチャぶり承知でお願いするけど、ゴール決まったら誕生日を祝うパフォーマンスやってくれる?』 龍『いいっすよ!楽しみにしてて下さい!!!』 ・・・しかし、次節はケガの為に今季初欠場するというオチ ↑聖地(みやぎ生協めぐみ野サッカー場)での鈴鹿アンリミテッド戦。 先制ゴールが決まり、仲間たちはソニーベンチ前へ集まって長男を出産して間もない吉森へゆりかごパフォーマンスで祝うが、なぜか龍だけは離れた位置から祝う。 ↑同じく鈴鹿戦。 長男へ捧げる爽やかなループシュートを決めた吉森を肩車で祝う。 先輩を立てる『ヨイショ!作戦』も龍の持ち味である。 他に載せたい写真は約30枚あるのですが、記事容量の関係でここまでにしておきます しかし、この鈴鹿戦を最後に出場機会から遠ざかり、今季は21試合出場1ゴール、ソニーでの2年間を通算34試合出場1ゴールで終えた。 ここまで綴り終えて、これまで観てきた龍の2年間が脳内で流れてきました。 CBや左SBという複数のポジションを高いレベルをこなし、攻守に渡り大きく貢献した。 『ソニーのエンターテイナー』というキャッチフレーズが似合う男。 アマチュア選手ですが、プロサッカー選手を上回る『プロフェッショナル』を持つと言っても過言ではありません。 勝利の為にピッチ上で全力プレーを見せるのは当然の事であり、それ以上に何が出来るか、そういった部分がサッカー選手として極めて重要だと思います。 スタジアムへお越し下さった方々へプレーで魅せるだけではなく、いくらスベっても気にせずパフォーマンスなどで盛り上げたり楽しませていけるか、また試合後にサイン攻めに遭っても嫌な顔せずに対応できるか、そういった部分で龍は自ら進んでファンを喜ばせる、上記に綴ったように『プロフェッショナル』を兼ね備えておられました。 このようにファンを大切にする龍と出会えて私は幸せでした。 私事で恐縮ですが、小さい頃の私がサッカーを始めた頃はJリーグ創設間もない時期であり、ゴール後のパフォーマンスが大流行しており、強く影響された私は試合や練習でゴール決めると様々なパフォーマンスを披露し見ている方々を楽しませてきました。 しかし、中学への進学を控え、サッカー少年団の監督から『なあリュウ、中学であまりふざけると不良たちに目を付けられるから、パフォーマンスはやめとけ』と忠告されてしまい、パフォーマンスを封印しました。 現在プレーしている社会人リーグでは、JFL未満のカテゴリーで注目度が低く観客がほぼいない事もあり、パフォーマンスすると完全に浮いてしまう為、さすがにパフォーマンスをする気は起きず、ゴール後は仲間たちと喜び合ったり黙々と自陣へ戻ったりしました(笑) 話を戻すと、スタジアムを沸かせ続けている龍を見ていると、小さい頃の私を思い出し、自分の事のように非常に嬉しくなるものです。 そんな龍がいわきへの加入が内定し、2年間過ごしたソニー仙台FCを離れる事になりました。 もちろん寂しさもありますが、新たな新天地でも奮闘する龍を応援していく気持ちは一生変わりません。 現在24才とまだまだ若く、尽きる事のない向上心を持ち、これからも成長し続けるでしょう。 来季から対戦相手として現れる事になり厄介でもありますが、楽しみでもあります。 龍へ、2年間、楽しませてくれてありがとう。 いわきへ移っても心より応援し続けます。 ↑仙台在住の友人より譲ってくれたバッジにサイン頂きました! 一生の宝物にします! いわきFCへ携わる方々へ、龍をよろしくお願いします!(というかイジってやって下さい笑) 長々と失礼しました。 (涙が・・・) にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村
ソニー仙台FC、2年連続の・・・。 2022年01月15日 コメント(1)
2020天皇杯2回戦 富士大学vsソニー仙台F… 2020年09月21日
2020JFL第21節 ヴェルスパ大分vsソニー仙… 2020年09月19日
もっと見る