消費増税法案
消費増税法案が可決されたそうです。これでまたちょっと家計をひきしめないといけなさそうです。国家予算がどうなっているか、わかりませんが、日本のODAは世界第5位(2010年 110億ドル)だそうです。赤字国家が他国(とくに発展目覚しい中国)のサポートなんぞをしている場合ではないのではないでしょうか。これに関連して民主党議員の「造反」(反対・欠席・棄権)がニュースになっていますが、とくに反対した議員の方々、新党を結成して総選挙して勝ったら税率を元に戻してくれるのでしょうか。消費増税をせずとも財政を立て直すことができる確信があるのであれば、採決前のその具体案を提示すべきだったのではないかと思います。「とにかく反対(現状維持)」は「思考停止」としてかなり昔に抹殺されたものと思っていたのですが…。「今の日本のままでいい」と思っている人は昔ほど多くないと思いますが、「『郵政民営化』等いろいろと変えたけれどもいいことはなく、むしろ悪いことばかり増えたような気がする。もう変えてもよくなるとは思えないから、今のままでいい」という消極的現状維持の理屈…。高度成長期の日本人と現在の日本人とではいろいろな面で違いがあると思います。日本という国が変わった大きな理由もそこにあるのではないでしょうか。今の日本が居心地が悪いのであれば、誰かに変えてもらおうとするのではなく、我々自分自身が変わらなければならないのだと思います。