貴州省貴陽に来ました
今日から、結婚の報告ということで、彼女の実家の貴州省貴陽に来ています。え?貴州省って、どこって?内陸の山が多い省で、わかりやすく言うと、チベットの東隣に四川省があり、その四川省の隣。貴州省と言うと、まず、言われるのは、「あ、中国で一番貧しい省でしょ」ということなのですが、(というか、知らない人のほうが多いですが…笑)実は、行ってみると、そうでもないことにビックリ。空港周辺は、さすがに田舎ですが、市街地に近くなると、高層ビルもありますし、立派なマンションも、どんどん建っています。私の見た感じでは、上海近郊の都市である、無錫や南通よりは都会で、天津と同じくらいかな、と。ただ、これは、貴陽が貴州の省都だからのようです。新聞を見ると、上海と同じく、田舎から貴陽に出稼ぎに来た人たちが何万人もいて、問題になっているというような記事が出ていました。一番栄えている街中は、こんな感じ。そして、今日は、彼女の両親が最近買ったというマンションを見に行きました。これが、また立派なマンションで、ビックリ!彼女の両親も、両親自身が貴陽に出稼ぎに来たくらいなので、決して特別裕福なわけではないんです。でも、こんなマンションを買ってしまうんですよね。「貴州省って、貧しい省じゃなかったの?」と思ってしまいました。中国の発展、おそるべし、です。貴州省が貧しいと言われる理由は、ひょっとしたら、貴陽以外の農村地域にメインとなる産業が、あまりないのかもしれないですね。内陸で、雨が多いという話ですし。(ちなみに、茅台酒の茅台は貴州省)でも、なんか、逆に考えさせられてしまいました。貴州省の平均所得が中国の中でもかなり低いのは事実。でも、省都の貴陽はこれだけ発展している。しわ寄せは、農村部に行っているはず…一国の中で、首都だけが非常に発展している国、というのは、世界中にたくさんあると聞きますが、中国って、大きいので、一つの省が国のようになっているのかもしれないですね。ほんと、行ってみて、見てみて、初めて、ビックリ!という感じです。こちらはホテルからの景色。