2004/09/12(日)23:03
スチュワーデスから見た各国人比較
今日は、元スチュワーデスの方から
話を聞きました。
面白かったのは、
「何人が一番サービスしやすいか?」という質問。
国際線で長時間乗っていると、
やはり、いろいろなトラブルが出てきます。
例えば、お客さんが欲しいものが、無い場合。
オーストラリア人は、基本的に要求が多い。
「アレくれ」「コレくれ」と要求する。
大胆なのは、食事の仕方にも表れていて、
あっちこっちにソースを飛ばしたり…
でも、彼らは、サービスされること慣れているので、
ひとつひとつ対応するたびに、サンキュー♪の言葉。
結構楽しくサービスできるそうです。
中国人も、要求が多い(笑)。
でも、それはそんなに問題ではないようです。
かえって気分がわかりやすくて良い、と。
欲しいものが無ければ無いで
説明すれば納得してくれるので、
サービス上は問題ないそうです。
なんとな~く、イヤな予感……
うっ、やっぱり…
一番サービスしにくいのは、日本人っ!!
日本人の遠慮がちな性格が、結構やりづらいそうです。
ほんとはジュースが欲しいのに、ず~っと我慢して、
我慢して、我慢して、我慢して…
「俺は、さっきから、ずっと欲しかったんだぞっ!」
と、いきなり怒り出す人が結構いるそうで(笑)。
また、怒りださないまでも、
何も言わずに後でクレームを投書するとか…。
実は、日本人に対するサービスって、
一番難しいのかもしれません。
「俺は客だぞ。誰のお陰でメシ食えてると思ってんだ!」
というような感じの人、たまにいますもんね。
今回の移動の新幹線の中でも、
予約せずに座席に座って、ゴネてるオヤジがいましたし…。
(台風の影響で指定席もいっぱいだったんです)
それでも、やんわりと対応する車掌のお姉さん。
大変ですね~、と言ってあげたくなっちゃいました。
中国の車掌なら、きっと、
「はぁ?予約してないヤツが悪いっ!」と
一蹴、でしょうね(笑)。
でも、この元スチュワーデスさんは、
こんなことをサラッと言うんです。
「これからの商談で神経質になっているお客さんなどに、
八つ当たりされるのは、いいんです。
原因がはっきりしていれば、対処できますから。
対処を何もしないうちに、怒りを爆発されてしまう
ことが、一番悔しいですね(ニコッ)」
「ニコッ」って、アンタ…すごいねぇ(笑)。
やっぱり、すごいです、日本のエアライン。
鍛えられてます。レベルが違います。
いや~、でも、このサービス意識に甘えることなく、
日本人のお客としての意識も変えていきたいものです。
きっといろんな外国人も、「日本人は客になると怖い」
と思ってそうだもんな~。