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カテゴリ:上海事情
先日から、まるごと上海で、
『金山農民画家への道』というシリーズを スタートさせました♪ 農民画って、こういう画なんです。 なんか、素朴で、かわいいですよね。 中国の農民の方々が、農業の傍ら、こういう画を描いてきて、 それが伝統芸術のようになっているのですが、 それを、日本人で習いに行っている方がいるんです。 それが、このコトータケヒコさんなんですね。 上海にあるとはいえ、金山って、結構、遠いんですよ(笑)。 上海市内から1時間くらい。 参考:上海金山区で農民画を見る サラリーマンをされながらなので、 週末に泊まりがけで、修行に行かれている、とのこと。 修行の様子なども、少しお聞きしたんですが、 まあ、またそれが面白いんですよね。 遠近法を使っちゃダメだったり、 「口伝え」のみの教え方なので、 テキストもなく、絵の具の混ぜ方も「てきとう」と言うか(笑)、 なんか、そういう感じなんだそうです。 あんまりここで書いてしまうと ネタバレになってしまうので、 今後の連載にご期待くださいね(笑)。 この農民画、描き上がるまでには、 かなり時間がかかるものなんだそうで、 コトーさんは、今、画院公認の農民画家を目指して 認定試験のための課題の絵を制作中なんだそうです。 「農民=貧しい=良くない」みたいなイメージからか、 現時点では、中国人には、あまり価値を評価されていない農民画。 その価値を見出し、 勉強しようとしている日本人がいる、というのは、 ちょっと、なんか、鼻が高いですよね。 今後も応援していきたいと思ってます! 【参考リンク】 金山農民画家への道 【参考書籍】 こんなに楽しい中国の農民画 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月12日 21時56分03秒
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