ニンニキ日記日記

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

前日の冷やし中華、みなさんついてこられました？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
いえ、かといって

「余裕、余裕！」

って言われても、日本の未来が不安に思えてくるのでそれはそれで困ったりしてくるんですけど。

ところで、フェチってもっと目立たないところにあるモノだと思うんですよ。目立たないところにあるからこそ、輝いて見えるみたいな。

例えば、普通の大きさの電球って、昼間の明るいところで点けても点いているのがわかるでしょ。

それに比べて、豆電球の存在って、懐中電灯を昼間の明るいときに点けたら、点いてるのか点いてないのかわからないことってあるじゃないですか。とりあえず電池を替えてみたけど、結局電球は切れてなかったみたいな。

いうなれば、普通の大きさの電球がレンタルビデオ屋のアダルトコーナーであり、黒木香のようには表へ出てこられなかった豊丸であるわけだ。

それに対して、フェチワールドが豆電球であるわけだ。

これが、いつ頃からかは定かではないが、おかしなことになっている。

テレビを観ていると、１８くらいのアイドルが、

「私、臭いフェチなんですよ～。」

とか言っている。さらに、

「靴下の臭い、絶対嗅いじゃうんですよ～。」

とか言って、笑っていたりする。

これには、微妙に驚いてしまう。

というか、それを何げに聞き流しそうになってしまっている自分に驚く。

デパートで、

「田中よしえさん、田中よしえさん。ただいま３階迷子センターで、田中ピッドくんがお待ちです。」

という館内アナウンスを、うっかり聞き流しそうになり、

（ああ、よしえのやつ、よっぽどブラッドピッドの大ファンなんだろうな。子供にピッドってつけちゃって。っていうか、ピッドって名字じゃん。言うなれば、田中吉田くんみたいなもんじゃん。）

という突っ込みすら忘れてしまうくらい驚いてしまう。


普通の電球が昼間っから点いていようものなら、目立つだけにすぐに消そうとするでしょ。

でも、豆電球であるフェチは、一見目立たないだけに、本来の卑猥さがオブラートで包まれたかのように見えてしまうんですね。

いつもは厳しい節約主婦も、うっかり消し忘れてしまうのですよ。

フェチが市民権を得て、アイドルや綺麗な女優さんが笑いながらスナック感覚で

「私、フェチなんです。」

と言っているのは、非常に不健全。というか、フェチという単語に対して失礼だ。あやまりなさい。

そんなアイドルや女優の発言に異常なほど反応を示す、テレビの前のフェチのみなさんこそ、健全だ。

って、今日のこの日記、何？




注：豊丸・・・黒木香よりエロとのふれこみでデビューした人。たしかに大根を入れたりしてすごかったが、すごすぎて一般番組では取り上げることは不可能だった。

　黒木香・・・元祖脇毛女優。ホラ貝のラッパ（子供用のオモチャ）をならしながら致すことで一躍有名になり、「黒木香でございます」や「殿方」などの香語録は、男達の間では大ブームに。

しかし、なんやかんやで自殺未遂まで致し、いまではそっとしておいてください的な存在に。