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ニンニキ日記日記

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2004.10.05
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カテゴリ:こんな系

「このはし、渡るべからず。」
                                    

橋を渡ろうとして、ふと目をやるとこんな立て看板が。

橋の向こうで意地悪そうな顔で笑っている庄屋をみつけるや、いつものように座禅を組み、頭を指でクリクリ。


ポク、ポク、ポク、チーーン!


名案が閃き、意気揚々と「橋の真ん中」を渡り始める。


どうだ見たか!と橋の向こうを見ると、庄屋の悲しそうな顔が。

さらに気を良くし、

「はしを渡るな、と書いてあったから真ん中を渡ればいいんだよ。」

と勝ち誇る。



それを後ろで見ていた、みよちゃん、


「すご~い!」


と言いながら、一休さんに元気よく駆け寄った


瞬間!


メリメリメリッ!!


と足下から聞き慣れない音が!


やばい!と思う間もなく、一瞬にして視界から庄屋の姿が消えた。


川に落ちる音が一つ

自分はなんとか橋に掴まったものの、さよちゃんは下流へ・・・・

瞬間、足をつかまれたが、滑り落ちたような、足をバタつかせたときに・・・ような・・・。




気にしない気にしない、ひと休みひと休み。

といつもの台詞で部屋に戻って15年。

最後に見たものは、


「人の善意をどうして・・・」


と、哀れむ顔で見ている庄屋の顔。

今日も珍念さんが


「もーいいーかーい!」


と呼ぶのを、


「まーだだよー」


とかすれ気味な声で、なんとか答えるのがせいいっぱいの、


○休さん



職業 小坊主・・・・・・だった。



除夜の鐘は、数えています。









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Last updated  2004.10.05 23:24:54
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