前後しちゃいますが 書き直し~その2~
ぐいぐいともって行ってくれるような速歩ではないまま入場。
問題の停止・・・
停まるか停まるか・・
いや停める!
脚を馬の馬体の沿わせて騎座を正し手綱を握った。
少し持っていかれそうな気配が感じ取られたが何とか静止した。
審判に向かって敬礼。
尋常速歩で発進。
尋常といっても私の速歩はかなり遅めだったと思う。
審判の前で左に入る。
ポコポコポコ・・・長蹄跡に入って中間地点で左へ。ポコポコポコ・・・
長蹄跡で右に・・・シマッタ!もう少し押し込んでから右へ出たかったのに
馬のほうが先に右へ入って行った。しかも顔が左に向いたまま・・(~_~;)
終わったことを考えても仕方ない。そのまま続行。
短蹄跡を廻って今度は斜めラインで中間速歩へ移行。
のはずだったのに、この前伸びたはずの感覚がない。
ここでもう少し伸ばす努力をすればよかったもののそこまで頭が廻らなかった。
反対長蹄跡に出て審判前から尋常駆歩で輪乗り。
ひょっ!出ない。だってこの前ちゃんと出たはずなのに。
(後から考えれば簡単なこと、中間速歩になっていないままだったのでちゃんと尋常速歩
に落とすため手綱を握らなかった。それが出なかった訳に一端だったと思う。)
ちょっと焦ってしまった。でもこのまま終わらせるわけにはいかない。
出ないのは×。出なくても出す努力をしないと。
およそ4分の1周を超えたあたりで鈍く発進できた。しかし、輪乗りの一点がちゃんと取れないままだった。
輪乗りを描いて隅角通過、そして中間あたりで尋常速歩へ落とす。ピタッと落ちてくれた。
同じ事を反対でやる。
そしてその後入場してきたA地点で中間常歩へ。(でも、ここも尋常だったように感じた。)
斜めラインでもnear尋常のまま軽いコンタクトで常歩。
長蹄跡に出て審判前で尋常速歩。
この部分ではこの前の先生のアドバイス通り、馬がコレで最後だとばかりに審判前から速歩へ移行しそうになった。
ぐっと堪えて審判前から発進。
残すは半巻き、そして停止。
またちゃんと停まるかな~と心配になる。
少し早めに手綱を握った。・・・そしたらば停止地点の1歩ほど前で停止した。もう一歩行ってからにしてよ~
と思うもP君お仕事終わり~ってな感じで。
審判に向かって敬礼。
終わった。
そして下馬した。
なんだかあっという間。
あれこれ考えてやらないと・・と思っていたのにそんな余裕なし。笑うしかない。
けれど、問題だった停止と最後の速歩発進の点に於いては十分とはいえないまでも
何とかこなせたように感じた。
まぁ、こんなもんでしょって感じ。
昨年11月の障害みきわめのときにあれほど心臓バクバク鳴らしていたので
今回はそれほどバクバクにはならなかった。
先生の言うとおりかもしれない。「場数こなすことですよ」フムフム・・・
がんばってくれたP君をお手入れ中アナウンスが流れてきた。
「え~、先ほど行われました・・・・・・・集計が終わりました。」
いや~~~~っ!発表せんといて欲しい。
(三人エントリーして順位が発表されるんだとばかり思っていた。→実際は1位だけだったけれど。(^^ゞ)
「優勝は二番に走行されましたtamaさん○○点でした。」
え~~っ?実感なし。
担当先生が「tamaさん、練習のときより良かったですよ。」
そんなことないのに・・・・
審判の先生も「良かったです。」
もう一人の先生は「減脚がちゃんと出来ていました。Pをちゃんと停めるには騎座がちゃんとなってないと
停まりません。座りがしっかりしています。」と。
それにしても凄いぞ自分!!
(なんて、そんな大それた演技ではなかったけど。笑)
採点表をもらう。
コメント欄がうれしい。
「運動の移行がスムーズでほぼ正確に出来ました」+「とても丁寧に乗れていて良かったです。練習した
ポイントがしっかりできていました。GOOD!!」
自分が演技しながらだめだと思った点と先生の採点がほぼ一致。
出来ていないと感じたらちゃんとやらないとな~。
できないままそのまま行ったらあかん。
それでも、日ごろやってきたことはひとつも無駄じゃなかったんだという思いがした。
それとともに、日ごろの練習の大切さも同時に感じた。
日ごろやっていないことを演技で出せるわけもなく
だからこそ、日ごろの練習において「やろうとする努力」を持ってやる必要があると。
やってみてダメなら又ほかの方法をたんすから取り出して。
でも、最初からやろうとしなければ、ただなんとなく乗っているだけで終わってしまうし
いつまでたっても今の状態かもしれない。きっとそうだと思う。
「馬にも自分自身にももっと求めて行かないと!」
先生がレッスンでアドバイスしてくれている言葉の一つ一つが身に染みる。
今度もう一回同じ経路を踏まなければならない。
そのときは今回出来なかった、出来ないままなにもしないでいた点を少しでも改善できるように
がんばって行きたい。
単純だけど又ちょっと前向きになれた自分がいた。
最終の演技を見終えてついでにと二度と乗ることもないだろう表彰台に乗って商品GET!
嬉しいことにタイブローチだった。
今回はまだいいや・・と購入しなかったアスコットタイ。
次の機会にはちゃんと購入して、もらったブローチでとめて・・(笑)
寒くなが~い一日だったけれど
私にとって意義のある一日でした。