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Jul 9, 2016
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カテゴリ:文学賞
 日本とフランスの優れた翻訳作品に贈られる第21回日仏翻訳文学賞の授賞式が14日、東京都内で行われた。仏作家、ガストン・ルルー(1868~1927年)による名作『オペラ座の怪人』の日本語訳(光文社古典新訳文庫)で賞を射止めた翻訳家の平岡敦さん(60)が「過去の受賞リストにはそうそうたる翻訳書が並んでいる。身に余る光栄で訳者冥利に尽きます」などと喜びを語った。

 『オペラ座の怪人』はパリ・オペラ座に住み着いた異形の怪人を主人公にした怪奇小説。たびたび映画や舞台となり、発表から100年以上を経た今も親しまれている。よどみなく平明で独特のリズムも持つ平岡さんの新訳は「新しい言葉と古い言葉が頬をなでるようにすれ違う感覚がある。今の音だけでなく過去の音もすくい上げて一つの音楽に仕立てている」(選考委員の作家、堀江敏幸さん)と評された。

 平岡さんはミステリーやSF、怪奇・幻想小説、絵本までジャンルを問わず70を超える訳書を世に送り出してきた。「雑多なものを訳してきたが、読んで楽しめる、わくわくどきどきできる作品をやる、と自分なりに筋を通してきた。好きなものを訳し続ければいいんだと背中を押された気持ちでおります」と、今後も仏文学を精力的に紹介していく決意を示した。

 平岡さんは昨年、日本でも人気がある仏作家ピエール・ルメートルさんの小説『天国でまた会おう』の邦訳も手がけており、この日はルメートルさんから寄せられた「翻訳によって格下げとなる小説もあれば、翻訳によって大きく成長する小説もある。才能ある平岡敦氏のおかげで『天国でまた会おう』は幸いにも後者となりました」というメッセージも披露された。

 同賞は、日本臓器製薬の国際交流事業を引き継ぐ形で設立された小西国際交流財団(東京)が創設。1994年以降、2年間の中断をはさんで日仏双方の翻訳者を顕彰してきた。今回の仏語訳部門の受賞作には鴨長明の『発心集』を訳したジャクリーヌ・ピジョーさんが選ばれた。(海老沢類)

2016.6.20 09:20
産経ニュース

オペラ座の怪人 光文社古典新訳文庫 / ガストン・ルルー 【文庫】





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Last updated  Jul 9, 2016 11:44:09 AM
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