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京都市は30日、若手芸術家を支援する2017年度の芸術文化特別奨励者に、歌舞伎演目の現代劇化を試みる劇団「木ノ下歌舞伎」主宰者の木ノ下裕一さん(31)=右京区、小説家の高尾長良(ながら)さん(24)=左京区=を認定した。
木ノ下さんは京都造形芸術大で現代の舞台芸術を学び、06年に旗揚げした劇団で古典演目の現代的上演を手掛けてきた。今後、歌舞伎俳優とのワークショップなどを開くという。 高尾さんは摂食障害の少女を描いた「肉骨茶(にくこつちゃ)」で19歳の時にデビュー、日本書紀を題材にした「影媛(かげひめ)」を発表し、いずれも芥川賞候補作となった。現在は京都大医学部に在学し、能楽をはじめとした伝統芸能を通じた日本の文化や美意識を研究し、小説発表も模索する。 認定式が中京区の市役所であった。門川大作市長は木ノ下さんと、代理出席した高尾さんの母親に賞状を手渡し、「芸術文化で地域や市民を元気にするよう頑張ってほしい」と励ました。奨励制度は00年度に創設し、活動費300万円を交付する。今回は99件の応募から2人が選ばれた。 京都新聞 1/30(月) 22:25配信 【送料無料】 肉骨茶 / 高尾長良 【本】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 2, 2017 10:24:16 AM
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