2009/11/19(木)17:12
プリティ☆ウィッチ☆アカデミー!
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評価(最高★5)/★★☆☆☆
H度(最高★5)/★★☆☆☆
【システム】
・インストール後の起動時にDisc不要
・キーボード、マウス操作良 ホイール対応
・修正ファイルなし
・Play環境 XP
【Memo】
・ヒロイン以外男女声あり
・名前固定
【攻略キャラ】
・アキト、ユーリ、ゲルハルト、カルロス、ソイ
【概要】
「黄金の竜」を召喚することができれば願いが叶う――
セブンカラーズの中でも優秀な魔法使いの卵たちが集う「シルバーアカデミー」
東国の小国から、首席で通った弟のアキトと「運」だけで通った血の繋がらない姉ユメも「黄金の竜」を召喚することを目指し、ワンダルワンド島へ訪れるが、本人達の知らない所で運命もまた動き始め――
【感想】
マイナスからプラスに、プラスからまたマイナスに戻った作品。
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魔法少女もの…と言うだけで及び腰になりそうですが、華やかなパケ絵に惹かれてPlay。
最初の印象は正直、良いものではありませんでした。
魔法使いの雰囲気は「ハリー・ポッター」、ヒロインであるユメは「CCさくら」のさくらそのもので、その特徴ある擬音語「ほえぇ」「はぅ」「わーん」を口にする19歳は流石に抵抗がありました。
自分が拾われた子だという事情を踏まえたとしても“エゴ”としか見えない執拗さで、姉との距離を置こうとするアキトに付きまとい、アキトの心情を知っても「お母さんが許さないよ」と悪い意味での幼稚さを見せるので、暫く頭を抱えました。
しかし、中盤のセブンカラーズや交友関係、恋愛模様、自身の出世の秘密など、様々なことが動きだすあたりから面白くなり、そのままラストまで引っ張ってくれます。
この辺は、章仕立ての作りといい、演出、システムや設定など、とても丁寧に作られているのが分かり、自分の中での印象が変わり始めました。
…が、2人ほど攻略してみて分かるこの事実、全員が同じ展開なのはあんまりだと思いますヨ。
夏の一週間ほどキャラによって違うとは言え、あのボリュームでほぼキャラをすげ替えただけ。
キャラによってはもっと別の展開で萌えがありそうなのに、本筋へ戻され気持ちもリセット。
流れを合わせるためか、場面によっては説明ばかりのセリフが続いたり、つじつまの合わない会話が交わされたりも。
H方面は18禁乙女としては個性的で、女性(女の子)の気持ちを素直に表現しているのは面白かったですし、ユーリの煽りCGなども好みではありましたが、ここでも使い回しと差分で気持ちが
何より、愛液音が「ボチャン」、あの海に石を落したような「ボチャン」…泣いていいですか。
絵は多少幼さはありますが、ワイド画面でも損なわない綺麗さ、魅力があるだけにもう少しパターンがあっても良かったのではと思います、はい。
中の方たちは違和感なく…眼鏡の方のろれつが若干、怪しかったりもしましたが。
バグもなく、本当に良くできていると思うだけに、女性ではなく“女の子”をターゲットにしたようなネーミングセンスや登場人物がアンバランスで、魔力に必要なものを“お互いの気持ち”やKissに変えて一般で出されても良いような気もしました。
EDの後にもそれぞれのCGがあって甘さもあれば良かったのですけどネ。
いろいろ書いてしまいましたが、それでも次作があればチェックしてみたいかな…。
※画像はStrawberry*Maiden様のガイドラインを参考にお借り致しました。