一歩一歩 ~コロがる毎日~
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最近読んでてやっぱり良いなぁと思うのは宮本輝さんの作品です。 「芥川賞を受賞していながら万人に親しまれている作家」 と何かの雑誌で評されていました。 確かに芥川賞作家独特の小難しさ暗さは少ないかもしれませんね。 最初に読んだのはこちらの作品↓。 高校生の頃に読みましたが、ちょっとした衝撃でした。 少年の中に、家族の中に、人間の中に、潜む闇。 ものすご~~く昔に読んだのに結構覚えてたりします。 その他で印象に残っているのはこちら↓。 どれもこれも考えさせられる作品です(写真はないのですが海岸列車もオススメ)。 読み終えた後に感慨深くなるいこと間違いなしです。 とは言っても、事件あり、恋愛あり、ユーモアあり、シリアスあり、なので、 「万人受けする」と言うのは本当だと思います。 宮本さんの特徴は一人の視点で話が進まないことかなー。 一つのことでもそれぞれの立場や考えから動いていくので違和感がないんですよね。 そして、正義、信頼、家族、律、そんなテーマが常に織り込まれていますが、 胡散臭いと言いながら、人間のあるべき姿として追っているのに妙に納得するのです。 さて今読んでいるのは優駿。 映画になり吉川英治文学賞も受賞した作品です。 以前に読んでから10年以上たち、、、 なかなか面白いと思えるようになった30代なのでした。
塩の街 2014.10.16
本まである 2013.03.12
ロマンス小説とは 2011.05.25
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nonta18
皆さんに楽しい気持ちで帰って頂けるよう日々を綴ってます♪。もし共感するようなことがありましたら、ぜひまたいらしてくださいね!!